特許
J-GLOBAL ID:200903018612751171

車両用空調装置のバイパスドア制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-041122
公開番号(公開出願番号):特開平6-099723
出願日: 1991年02月13日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】[目的] 急速冷却要求時の冷却速度を早めると共に、通常の空調制御時においても冷房効率を高め、冷風バイパス制御も可能にする。[構成] この車両用空調装置1のバイパスドアドア装置は、エバポレータ7の下流側に開口した冷風導入口10と送風機6の上流側に開口した冷風排出口11を連通する戻し通路12と、前記冷風導入口10と上吹出口13に開口した冷風吹出口14を連通する冷風バイパス通路15とを空調ダクト2に並列して有しており、前記冷風吹出口10には前記戻し通路12及び前記冷風バイパス通路15を開閉するバイパスドア16が、前記冷風吹出口14にはバイパス冷風制御ドア17が設けられている。このバイパスドア16は、エバ後吹出温度検出手段100によって検出されたエバ後吹出温度の値及び吹出モードによってバイパスドア位置を決定するバイパスドア位置設定手段110によって制御され、前記バイパス冷風制御ドア17は冷風バイパス制御を行う冷風バイパス制御手段140の指令に基づいて制御される。
請求項(抜粋):
車両用空調装置のバイパスドア制御装置は、下記する(a)〜(j)を具備することを特徴とする。(a)空調ダクトの上流に内気導入口、外気導入口、及びこの内気導入口及び外気導入口を適宜選択する内外気切替ドアを有し、この下流に送風機と、冷房サイクルの一部を構成するエバポレータと、ヒータコアと、このヒータコアを通過する空気を適宜選択するエアミックスドアとを有する車両用空調装置、(b)前記エバポレータの下流側に開口した冷風導入口と、前記送風機と内外気切替ドアの間に開口した冷風排出口とを連通する戻し通路、(c)前記冷風導入口と、空調ダクト下流に設けられた上吹出口に開口した冷風吹出口とを連通する冷風バイパス通路、(d)前記冷風導入口に設けられ、前記戻し通路及び前記冷風バイパス通路の開閉成を行うバイパスドア、(e)前記冷風吹出口の開閉を行うバイパス冷風制御ドア、(f)前記エバポレータの後流側近傍に設けられた温度センサからの信号によってエバポレータ通過直後の空気の温度を検出するエバ後吹出温度検出手段、(g)前記エバ吹出温度検出手段からの信号及び吹出モード状況に基づいてバイパスドアの位置を設定するバイパスドア位置設定手段、(h)前記バイパスドア位置設定手段からの設定信号に基づいてバイパスドアを所定の位置に駆動するバイパスドア駆動手段、(i)前記バイパスドア位置設定手段からの設定信号によって冷風バイパス通路が開放された場合に冷風バイパス制御を行う冷風バイパス制御手段、(j)少なくとも乗員の頭部付近の熱負荷から演算される乗員頭部冷房信号によって冷風バイパス制御ドアを開閉するバイパス冷風制御ドア駆動手段。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-270214

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