特許

J-GLOBAL ID：200903018616297513

セリ科ハーブの作出方法

発明者： 山本 正典 ,  野村 幸弘 ,  栗原 恭子
出願人/特許権者： ハウス食品工業株式会社
代理人 (1件)： 須藤 政彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-145030
公開番号（公開出願番号）：特開平5-308867
出願日： 1992年05月12日
公開日（公表日）： 1993年11月22日
要約：

【要約】【目的】 コリアンダー等のセリ科ハーブの植物体を安定、かつ、高収率で生産するための当該植物体の組織培養による作出方法を提供する。【構成】 セリ科ハーブの植物組織を、植物ホルモンを含む特定のカルス誘導培地に置床してカルスを誘導し、これをホルモンフリーの特定の不定胚の誘導及び成長促進培地に移し不定胚を形成し、当該不定胚を、(1)ホルモンフリー、で、(2)無機塩、(3)炭素源、を含有し、かつ、(4)寒天あるいはジェランガム等の固形化成分により強度付与された特定の幼植物体の誘導及び成長培地に移し、幼植物体を誘導、成長せしめることによりセリ科ハーブの植物体を作出する。【効果】 不定胚を安定、高収率で、かつ、高い同調率で誘導、成長させ得ると共に、セリ科ハーブ植物体を簡便に生産することができる。

請求項（抜粋）：

セリ科ハーブの植物組織の切片を、植物ホルモンを含むカルス誘導培地に置床して不定胚形成能力を有するカルスを誘導し、当該カルスをホルモンフリーの不定胚の誘導及び成長促進培地に移し不定胚の誘導及び成長を促進し、得られた不定胚を、(1)ホルモンフリー、で、(2)無機塩、(3)炭素源、を含有し、かつ、(4)寒天あるいはジェランガム等の固形化成分により強度付与された幼植物体の誘導及び成長培地に移し、当該不定胚から幼植物体を誘導及び成長せしめることを特徴とするセリ科ハーブの組織培養による作出方法。

IPC (2件)：

A01H 4/00 ,  C12N 5/04