特許

J-GLOBAL ID：200903018621153384

自動分注装置

発明者： 竹田 雅明 ,  松田 徹 ,  ブレント アラン ペリティア
出願人/特許権者： アロカ株式会社 ,  アボット ラボラトリーズ
代理人 (1件)： 吉田 研二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-298584
公開番号（公開出願番号）：特開平7-198726
出願日： 1993年11月29日
公開日（公表日）： 1995年08月01日
要約：

【要約】【目的】 試料の粘性に左右されずに、試料の吸引・吐出時の異常を高感度に検出する。【構成】 ノズル4によって、試料2の吸引・吐出を行う自動分注装置に関する。 圧力検出器8が、試料2の吸引及び吐出時のエア圧力を検出する。一次微分演算回路18が、この圧力検出器8からの出力波形に対して一次微分演算を行い、二次微分演算回路20が、この一次微分演算の結果に対して二次微分演算を行う。そして、判定回路24が、この二次微分演算の結果と2種類のしきい値とを比較して異常を判定する。二次微分演算の結果はエア圧力変化率の変化を示し、一次微分演算の結果のように試料2の粘性に左右されにくく、様々な粘性を有する試料2に対して正確な分注を行うことができる。また、エア圧力変化率の変曲点を正確に検出できるため、極めて高感度で異常判定を行うことができる。

請求項（抜粋）：

エア圧力の変化によって試料の吸引・吐出を行うノズルと、前記エア圧力を検出する圧力検出手段と、前記圧力検出手段からの出力波形に対して一次微分演算を行う一次微分演算手段と、前記一次微分演算手段による一次微分演算の結果に対して二次微分演算を行う二次微分演算手段と、前記二次微分演算の結果としきい値とを比較して異常判定を行う判定手段と、を有することを特徴とする自動分注装置。