特許
J-GLOBAL ID:200903018624753170

ポリオレフィン系樹脂発泡体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-121422
公開番号(公開出願番号):特開平8-245820
出願日: 1995年05月19日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】発泡性が良好であり、気泡形状が均一美麗、強靭かつ柔軟なポリオレフィン系樹脂発泡体を提供する。また、発泡性が良好で、連続的シート状製品とすることができ、リサイクル性を有する無架橋のポリオレフィン系樹脂発泡体を提供する。【構成】 (a)プロピレン85〜99重量%とプロピレン以外のα-オレフィン15〜1重量%を共重合してなるポリプロピレン系樹脂であって、クロス分別法により温度上昇溶離分別を行った際に、特定の値を有するポリプロピレン系樹脂50〜100重量部、(b)メルトインデックスが2〜50のポリエチレン系樹脂0〜50重量部、及び(c)樹脂成分の総和〔(a)+(b)〕100重量部に対して、有機系熱分解型発泡剤1〜50重量部を含有するポリオレフィン系樹脂組成物を所望の形状に成形し、加熱発泡させてなる。
請求項(抜粋):
(a)プロピレン85〜99重量%とプロピレン以外のα-オレフィン15〜1重量%を共重合してなるポリプロピレン系樹脂であって、クロス分別法により温度上昇溶離分別を行った際に、下記の特性を示すポリプロピレン系樹脂50〜100重量部、?@0〜40°Cでの溶出量が全ポリプロピレン系樹脂の0〜5重量%であり、?A40〜90°Cでの溶出量が全ポリプロピレン系樹脂の0〜30重量%であり、?B90130°Cでの溶出量が全ポリプロピレン系樹脂の65〜100重量%であり、かつ、その時に溶出した成分の重量平均分子量が3.5×105〜1.6×106の範囲にあり、?C全ポリプロピレン系樹脂の重量平均分子量が3×105〜1.5×106の範囲にあり、?D重量平均分子量/数平均分子量の比が8〜16の範囲にある。(b)メルトインデックスが2〜50のポリエチレン系樹脂0〜50重量部、及び(c)樹脂成分の総和〔(a)+(b)〕100重量部に対して、有機系熱分解型発泡剤1〜50重量部を含有するポリオレフィン系樹脂組成物を所望の形状に成形し、加熱発泡させてなることを特徴とするポリオレフィン系樹脂発泡体。
IPC (4件):
C08J 9/06 CES ,  C08L 23/14 LCF ,  C09K 21/02 ,  C09K 21/10
FI (4件):
C08J 9/06 CES ,  C08L 23/14 LCF ,  C09K 21/02 ,  C09K 21/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特許第2853955号
  • 特許第2851507号

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