特許
J-GLOBAL ID:200903018643480915

吸収式冷凍機の吸収器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲村 悦男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-176074
公開番号(公開出願番号):特開2000-130886
出願日: 1999年06月22日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 従来よりも高い吸収能力が得られる吸収器を提供する。【解決手段】 吸収器室内に、水平方向に伸びる複数本の冷却水配管2が上下方向に互いに間隔をおいて複数段に配列され、各板状伝熱手段1は、冷却水配管2の配列の1或いは複数段毎に設けられた複数の伝熱板11から構成され、各伝熱板11は水平方向に伸びて、上下に隣接する2枚の伝熱板11の内、上位の伝熱板11の下端面と下位の伝熱板11の上端面の間には所定の間隙Gが設けられ、各伝熱板11に、冷却水配管2の配列の1或いは複数段が貫通し、全ての、或いは最上位の伝熱板11を除く他の伝熱板11においては、各伝熱板11の上端面と、各伝熱板11を貫通する最上段の冷却水配管2の外周面の上端とが、同一或いは略同一の高さに揃っている。
請求項(抜粋):
吸収液及び冷媒蒸気が供給されるべき密閉室内に、吸収液供給機構が設置され、吸収液供給機構の下方位置には、横方向に伸びる複数本の冷却水配管を互いに直列或いは並列に接続してなる冷却水配管系が設置されると共に、複数の板状伝熱手段が互いに間隔をおいて垂直の姿勢で横方向に配列され、前記複数本の冷却水配管がこれらの板状伝熱手段を貫通している吸収式冷凍機の吸収器であって、前記複数本の冷却水配管は上下方向に互いに間隔をおいて複数段に配列され、各板状伝熱手段は、前記冷却水配管の配列の1或いは複数段毎に設けられた複数枚の伝熱板から構成され、各伝熱板は水平方向に伸びて、上下に隣接する2枚の伝熱板の内、上位の伝熱板の下端面と下位の伝熱板の上端面の間には所定の間隙が設けられ、各伝熱板に、前記冷却水配管の配列の1或いは複数段が貫通し、全ての伝熱板、或いは最上位の伝熱板を除く他の伝熱板においては、各伝熱板の上端面と、各伝熱板を貫通する最上段の冷却水配管の外周面の上端とが、同一或いは略同一の高さに揃っていることを特徴とする吸収式冷凍機の吸収器。

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