特許
J-GLOBAL ID:200903018647152092

吸音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-004340
公開番号(公開出願番号):特開平6-214575
出願日: 1993年01月13日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 音源によりある場所(第1音場) で大音量を発生させた場合にも、その場所の外側の第2音場では急激に音量が下って騒音とならないようにする。【構成】 この吸音装置10は第1音場と第2音場との境界に設置され、第2音場に音波を放射して前記音源からの音をキャンセルさせるものである。音源に面して立てられた筐体8の前面8a(音源側) にマイクロホン1が配設され、その出力を増幅器2、可変遅延回路3、可変利得器4、反転増幅器5を順次通して、背面8bに配設されたスピーカー6を駆動させる。制御回路7は各増幅器2の出力信号に基づいて、スピーカー6の出力により、第2音場における前記音源からの音をキャンセルするように、可変遅延回路3及び可変利得器4を制御する。なお、マイクロホン1に超指向性マイクロホンを用いるのが望ましい。
請求項(抜粋):
音源により作られる第1音場と、その第1音場の外側の前記音源による音を減衰させたい第2音場との境界に設置され、その第2音場に音波を放射して前記音源からの音をキャンセルさせる吸音装置であって、前記音源に面して立てられた筐体の前面(音源側) に配設された複数のマイクロホンと、それら各マイクロホンの出力を遅延させる複数の可変遅延回路と、それらの各可変遅延回路の出力に与える利得を可変する複数の可変利得手段と、前記各可変遅延回路の出力を増幅する複数の反転増幅器と、それらの各反転増幅器の出力により駆動され、前記筐体の背面に取付けられる複数のスピーカーと、前記各マイクロホンの出力信号に基づいて、前記各スピーカーの出力により、前記第2音場における前記音源からの音をキャンセルするように、前記各可変遅延回路及び前記可変利得手段を制御する制御回路とを具備することを特徴とする、吸音装置。

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