特許
J-GLOBAL ID:200903018648710706

フッ素化プロパンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-048203
公開番号(公開出願番号):特開2000-007592
出願日: 1999年02月25日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 工業的に有利なフッ素化プロパンの製造方法を提供する。【解決手段】下記の2工程を少なくとも含んでなるフッ素化プロパンの製造方法。(a)ハロゲン化プロパンまたはハロゲン化プロペンをフッ素化触媒存在下フッ化水素で常圧以上の圧力においてフッ素化してフッ素化プロペンを含む反応生成物を得る第一工程と、次いで、(b)第一工程で得られた反応生成物を高原子価金属ハロゲン化物を担持した活性炭からなる触媒の存在する反応領域に移動させ気相においてフッ化水素でフッ素化してフッ素化プロパンを得る第二工程。
請求項(抜粋):
下記の2工程を少なくとも含んでなるフッ素化プロパンの製造方法。(a)一般式(1)C3HaFbXc (1)(式中、Xはそれぞれ独立に塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表し、aは1〜6、bは0〜6、cは1〜7の整数を表し、a+b+c=8である。)で表されるハロゲン化プロパンまたは一般式(2)C3HdFeXf (2)(式中、Xはそれぞれ独立に塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表し、dは0〜5、eは0〜5、fは1〜6の整数を表し、d+e+f=6である。)で表されるハロゲン化プロペンをフッ化水素でフッ素化して一般式(3)C3HgFhXi (3)(式中、Xはそれぞれ独立に塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表し、gは0〜5、hは1〜6、iは0〜5の整数を表し、g+h+i=6である。)で表されるフッ素化プロペンを含む反応生成物を得る第一工程であって、該第一工程が0.05〜5.0MPa(ゲージ圧)の圧力と100〜450°Cの温度の条件であり、次いで、(b)第一工程で得られた反応生成物を高原子価金属ハロゲン化物を担持した活性炭からなる触媒の存在する反応領域に移動させ気相においてフッ化水素でフッ素化して一般式(4)C3HjFkXl (4)(式中、Xはそれぞれ独立に塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表し、jは1〜6、kは2〜7、lは0〜5の整数を表し、j+k+l=8である。)で表されるフッ素化プロパンを得る第二工程。
IPC (4件):
C07C 17/087 ,  C07C 17/20 ,  C07C 19/08 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07C 17/087 ,  C07C 17/20 ,  C07C 19/08 ,  C07B 61/00 300

前のページに戻る