特許
J-GLOBAL ID:200903018649145492

合成樹脂発泡成形品の成形金型及び成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 隆司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-028552
公開番号(公開出願番号):特開平10-202676
出願日: 1997年01月28日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】 上型3に開孔部6を形成すると共に、上型上に有頭筒状のチャンバー部材7を気密状態に取り付け、かつ先端部が開孔部内に挿入された際、その外周壁面と開孔部壁面との間にチャンバー部材内のチャンバー室8と連通する微小間隙を形成するピストンと、このピストン11を上下方向に移動させると共に、常時はピストン先端面を上型下面位置に定置させるピストン駆動装置とをチャンバー室内に設け、更にチャンバー室内の空気を排出してチャンバー室内を減圧にする圧力調整装置21を配設して、チャンバー室内の空気を排出する際、微小間隙を介してキャビティ空間4の空気を排出するよう構成する。【効果】 本発明によれば、自動車用内装材などの合成樹脂発泡成形品を高発泡倍率でかつ低密度でバリ発生を可及的に少なくして、またバリが生じてもこれを簡単に掃除し得て歩留り良く、しかも効率良く成形することができる。
請求項(抜粋):
下型と、この下型の開放部を覆うことにより下型との間に密閉キャビティ空間を形成する上型とを具備し、これら上下型が互い着脱可能に配設された金型本体を有し、上記キャビティ空間内に合成樹脂発泡成形品用材料を供給してこれを発泡、成形する合成樹脂発泡成形品の成形金型において、上記上型に開孔部を形成すると共に、この開孔部を覆って上型上に有頭筒状のチャンバー部材を気密状態に取り付け、かつ先端部が上記開孔部内に挿入された際、その外周壁面と上記開孔部壁面との間に上記チャンバー部材内のチャンバー室と連通する微小間隙を形成するピストンと、このピストンを上下方向に移動させると共に、常時はピストン先端面を上型下面位置に定置させるピストン駆動装置とを上記チャンバー室内に設け、更に上記チャンバー室内の空気を排出してチャンバー室内を減圧にする圧力調整装置を配設して、上記チャンバー室内の空気を排出する際、上記微小間隙を介してキャビティ空間の空気を排出するよう構成したことを特徴とする合成樹脂発泡成形品の成形金型。
IPC (8件):
B29C 39/26 ,  B29C 33/10 ,  B29C 39/02 ,  B29C 39/28 ,  B29C 45/34 ,  B29K 75:00 ,  B29K105:04 ,  B29L 31:58
FI (5件):
B29C 39/26 ,  B29C 33/10 ,  B29C 39/02 ,  B29C 39/28 ,  B29C 45/34
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭55-014297
  • 特開平2-223407
  • 特開昭55-014297
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