特許
J-GLOBAL ID:200903018649721230

パルス受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-207701
公開番号(公開出願番号):特開平8-068843
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、パルス受信装置に関し、強いレベルが急に加えられた場合に発生する受信機のブロッキング現象をすばやく解除し、安定した利得制御を可能にする。【構成】 受信した高周波信号を高周波増幅回路2で増幅し、中間周波数に変換した後、中間周波増幅器5により増幅し、増幅した中間周波数より符合化パルス包絡線15を検出して符合化パルス14を復号化し、その復号化出力によって高周波増幅回路2,中間周波増幅器5の利得制御を行うパルス受信装置において、復号化パルス数を計数する復号化パルス計数(積分)器18を有し、その積分器出力23と復号化パルス包絡線出力15とを加算する加算器19と、その加算器出力信号24から利得制御信号16を形成する利得制御回路9と、電源投入時、周波数(チャネル)切換時あるいはモード切換時等において利得制御回路9の初期化を行うための利得制御初期化回路21とを備えている。
請求項(抜粋):
符号化パルスで振幅変調された高周波信号を高周波増幅回路で増幅し、該高周波増幅回路の出力を局部発振器の出力の局部発振信号と混合器で混合して中間周波数信号を生成し、該中間周波数信号を中間周波数増幅器で増幅し、該中間周波数増幅器の出力の中間周波数信号を検波器で検波し、該検波器の出力を符号化パルス復号器に受け、該符号化パルスを復号した復号化パルスと、該復号化パルスのピークを連ねた復号化パルス包絡線信号とを生成し、該符号化パルス復号器の第1及び第2の出力端子から該復号化パルス及び該復号化パルス包絡線信号をそれぞれ出力し、該符号化パルス復号器の該第2の出力端子から出力される信号を利得制御回路の入力端子に導き、該利得制御回路により前記符号化パルス復号器の前記第2の出力端子から出力される信号に基づく利得制御信号を生成し、該利得制御信号により前記高周波増幅回路又は中間周波増幅器のうちの少なくとも一方の利得を制御し、前記符号化パルス振幅変調高周波信号のレベルが広い範囲で変動しても前記復号化パルス包絡線信号を得られるようにしたパルス受信装置において、前記符号化パルス復号器の出力信号におけるパルスの数に相当する信号をパルス数信号として生成する復号化パルス計数器と、前記復号化パルス包絡線信号と前記パルス数信号とを加算する加算器とを備え、前記加算器の出力信号を前記利得制御回路の入力とすることを特徴とするパルス受信回路。
IPC (3件):
G01S 3/66 ,  G01S 13/76 ,  H04B 1/16

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