特許
J-GLOBAL ID:200903018653723646

地絡事故判定用基準電極の施工方法および地絡事故判定用基準電極

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-275665
公開番号(公開出願番号):特開2001-097079
出願日: 1999年09月29日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】 直流き電線において地絡事故が変電所構内で発生したか否かを判定することができる基準電極の施工方法およびそのための基準電極を提供すること。【解決手段】 変電所から離れた位置に設置された電流極と、変電所構内に埋設された接地マット間に所定の電流を流して変電所構内の各地点における電位分布を測定し基準電極打設地点を設定する。次いで、基準電極打設地点に先端電極3aを打ち込み、ステップアース3bを継ぎ足しながら順次打設深度を増加していく。また、ステップアース3bに塩化ビニール樹脂等で形成された絶縁筒(シールド)3eを被せる。上記接地マットと基準電極間の目標電位差が確保できたら、ステップアース3bと絶縁筒の間に絶縁材3fを注入し、上端に防水用のキャップ3gを被せる。基準電極としては、予め絶縁材がコーティングされたものを用いることもできる。
請求項(抜粋):
変電所構内に埋設された接地マットと基準電極間に生ずる電位差により地絡過電圧継電器を作動させ、直流き電線における地絡事故が変電所構内で発生したか否かを検出する地絡事故判定用基準電極の施工方法であって、変電所から離れた位置に電流極を埋設し、該電流極と変電所構内に埋設された接地マット間に所定の電流を流して変電所構内の各地点における電位分布を測定し、接地マットの電位上昇による影響が小さい地点を探索して基準電極打設地点を設定し、上記基準電極打設地点に、上記基準電極となる電極棒を打ち込み工法により打ち込みながら上記電極棒と接地マット間の電位差を測定し、上記接地マットと上記電極棒の電位差が所定の値以上となる深さまで上記電極棒を打ち込むことを特徴とする地絡事故判定用基準電極の施工方法。
IPC (4件):
B60M 3/00 ,  G01R 31/02 ,  H01R 4/66 ,  H02H 3/20
FI (4件):
B60M 3/00 E ,  G01R 31/02 ,  H01R 4/66 A ,  H02H 3/20 A
Fターム (6件):
2G014AA04 ,  2G014AB35 ,  2G014AC18 ,  5G004AA04 ,  5G004AB01 ,  5G004BA01

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