特許
J-GLOBAL ID:200903018655200349

FM-CWレーダ装置及びFM-CWレーダ法における雑音成分判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-233786
公開番号(公開出願番号):特開平9-080148
出願日: 1995年09月12日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 FM-AM雑音を低減したFM-CWレーダを実現する。【解決手段】 3角波状の変調信号を発生する変調信号発生手段11と、変調信号に従って周波数変調された高周波信号を出力する発振器12と、高周波信号を送信する送信アンテナ14と、目標物体での反射信号を受信する受信アンテナ15と、発振器から送信アンテナ14に出力される高周波信号の一部を分離する方向性結合器13と、分離された高周波信号と受信した反射信号を混合してビート信号を出力するミキサ16と、ビート信号の周波数成分を解析する周波数解析手段17とを備え、ビート信号の周波数及び周波数の変化から目標物体までの距離を算出するFM-CWレーダ装置において、信号の位相を変化させる位相変化手段18と、周波数成分における、位相変化手段での位相変化に対応したレベル変化を検出することにより、雑音成分を判定する雑音判定手段20とを備える。
請求項(抜粋):
3角波状の変調信号を発生する変調信号発生手段(11)と、 該変調信号発生手段(11)の出力する前記変調信号に従って、周波数変調された高周波信号を出力する発振器(12)と、該発振器(12)の出力する高周波信号を送信する送信アンテナ(14)と、該送信アンテナ(14)から放射された高周波信号の目標物体での反射信号を受信する受信アンテナ(15)と、前記発振器(12)から前記送信アンテナ(14)に出力される前記高周波信号の一部を分離する方向性結合器(13)と、該方向性結合器(13)の分離した前記高周波信号と前記受信アンテナ(15)の受信した反射信号を混合してビート信号を出力するミキサ(16)と、該ミキサ(16)の出力する前記ビート信号の周波数成分を解析する周波数解析手段(17)とを備え、前記ビート信号の周波数及び前記発振信号に同期した周波数の変化から目標物体までの距離を算出するFM-CWレーダ装置において、前記方向性結合器(13)から前記送信アンテナ(14)への経路、前記受信アンテナ(15)から前記ミキサ(16)までの経路、及び前記方向性結合器(13)から前記ミキサ(16)までの経路の少なくと1か所に設けられ、入力される信号の位相を変化させる位相変化手段(18)と、前記周波数解析手段(17)の出力する周波数成分における、前記位相変化手段(18)での位相変化に対応したレベル変化を検出することにより、雑音成分を判定する雑音判定手段(20)とを備えることを特徴とするFM-CWレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 7/292
FI (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 7/292 E

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