特許
J-GLOBAL ID:200903018656918634

固体化短波送信機のアンテナ同調整合回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-291229
公開番号(公開出願番号):特開平10-126281
出願日: 1996年10月15日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】固体化短波送信機のアンテナ同調整合回路のインピーダンス整合と高調波除去機能の他に、アンテナからの雷サージを減衰させる機能を持たせる。【解決手段】ダブルπ形回路の直列アームの少なくとも1つの可変コイルL2の中間可動接点から先のフリーターンの端末を出力端子から外して接地しコイルL3とする。コイルL3と出力側コンデンサC3とで単同調回路を形成し、そのBPF特性により低い周波数帯域の雷サージを減衰させる。
請求項(抜粋):
固体化短波送信機の送信増幅器とアンテナとのインピーダンス整合及び送信出力の高調波成分の除去を行うダブルパイ形同調整合回路であって、該ダブルパイ形回路のそれぞれは、高周波信号の入力端子と接地間に接続された第1のコンデンサと、該入力端子に一端が接続されたコイルの該一端から中間可動接点部分のコロ接点に至るまでのインダクタンス値を有し該コロ接点が接続された回転軸が出力端子となり該コロ接点から先のコイルのフリーターンの他端が前記出力端子に短絡された可変コイルと、該出力端子と接地間に接続された第2のコンデンサとから構成され、全体として低域通過フィルタ特性を有するアンテナ同調整合回路において、前記可変コイルの少なくとも1つは、前記コロ接点から先のコイルのフリーターンの他端が接地されて、該フリーターン部分のインダクタンスと前記第2のコンデンサとで発射周波数より低い同調周波数を有する単同調回路が形成され、全体として送信周波数信号を通過させアンテナからの雷サージ電圧を減衰させる帯域通過フィルタ特性を有するように構成されたことを特徴とする固体化短波送信機のアンテナ同調整合回路。

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