特許
J-GLOBAL ID:200903018657858430

音声情報抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-307993
公開番号(公開出願番号):特開平10-149187
出願日: 1996年11月19日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 目的とする音声信号が変化した場合でも、入力信号から抽出すべき音声信号を正確に抽出する。【解決手段】 入力信号は、音声帯域を通過帯域とするフィルタ1を通して周波数解析部2と音量解析部3に供給される。周波数解析部2では、抽出すべき音声信号の周波数fcを抽出すると共に、周波数fcから音程データを生成して出力し、音量解析部3では、抽出すべき音声信号の音量を解析して抽出すべき音声信号の音量Aを抽出する。フィルタ1は、これらからフィードバックされた周波数fc及び音量Aに基づいて、通過帯域が抽出すべき音声信号の周波数を含むようにフィルタ係数を変化させる。周波数解析部2で抽出された音声信号の周波数が変化しても、その変化に追随しながら通過帯域は狭まるようにフィルタ係数が変化するため、入力信号から音声信号を正確に抽出することができる。
請求項(抜粋):
音声情報を抽出すべき目的とする音声信号の周波数を含む所定の周波数帯域を通過帯域とし入力信号から当該通過帯域以外の信号振幅を低下させるフィルタ手段と、このフィルタ手段から供給された前記通過帯域の信号の周波数を解析し前記目的とする音声信号の周波数を抽出する周波数解析手段とを備え、前記フィルタ手段及び周波数解析手段の少なくとも一方の出力から前記音声情報を抽出する音声情報抽出装置において、前記フィルタ手段は、初期状態では固定化された前記所定の周波数帯域を通過帯域とし、前記音声信号の周波数が抽出された後は、当該抽出された音声信号の周波数の変化に追随し且つ前記通過帯域を狭めるようにフィルタ係数を変化させる周波数追随形のフィルタであることを特徴とする音声情報抽出装置。
IPC (5件):
G10L 3/00 ,  G10K 15/04 302 ,  G10L 3/02 301 ,  H03H 17/02 601 ,  H03H 17/02 635
FI (5件):
G10L 3/00 D ,  G10K 15/04 302 D ,  G10L 3/02 301 C ,  H03H 17/02 601 G ,  H03H 17/02 635 B

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