特許
J-GLOBAL ID:200903018663708076

各種の生体液体のための分配方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-063334
公開番号(公開出願番号):特開平5-099804
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 本発明は生体液体のための分配方法に関し、チップ内の圧力の変化に応じてチップの高さを変化させることによって、パドリング及びパーフュージョンを防止することを目的とする。【構成】 液体を分配すべき表面37に対して分配チップ30を分配液流がパドリングし、又は破断することを排除することができる距離に自動的に調整する方法が開示される。方法の特徴はチップ30上に基準の小メニスカスmの形成すること、及びチップ30とメニスカスmとを表面が接触するに至るまで移動させることにある。接触の結果としての圧力低下(-p)が検出され、チップ30の前進を停止せしめ、分配を開始させる。接触表面が疎水性であって基準より深いメニスカス深さΔh′が必要とされるときは、分配の間にチップ30は表面37から理想の深さまで再移動される。
請求項(抜粋):
制御された流れ状態にある各種の生体流体を複数の異なった試験エレメントに生体液体分配のための分配手段の使用によって分配するための方法であって、その分配装置は分配チップと、分配手段における生体流体に加わる圧力を検出するためのトランスデューサ手段と、前記圧力を可変とする手段と、試験エレメントに対して分配手段を移動させるための手段とを具備したものにおいて、前記方法は、(a) 表面張力が未知の生体液体を前記分配チップに吸引する段階と、(b) 前記チップを該チップに含まれた液体と共に供給試験エレメントに向って前進させる段階と、(c) 前記段階(b) において、前記可変手段で前記チップからの液体の外部メニスカスを生成し、かつトランスデューサ手段により前記チップ内のいかなる圧力変化をも検出する段階と、(d) 前記トランスデューサにより所定量の圧力減少を検出することによって前記メニスカスが供給される試験エレメントによってインターセプトされたことを自動的に検出する段階と、(e) 前記段階(b) の前進を段階(d) における減少圧力を検出することで終了させ、チップと試験エレメントとの間に隙間を生成する段階と、(f) 前記可変手段によりチップからの液体を分配する段階と、とから構成され、機械的な公差が大きくても段階(f) の間にチップと試験エレメントとの間の適当な間隔を得る方法。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭61-231463
  • 特開昭57-028259
  • 特開平1-148967
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