特許
J-GLOBAL ID:200903018663710917

熱交換ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-027726
公開番号(公開出願番号):特開平10-227505
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 熱交換ユニットにおいて、性能低下がなくコンパクト化を実現し、良好なメンテナンス性を得る。【解決手段】 複数枚の板状素子43,・・を所定間隔で積層し、板状素子43・・間に通風方向が略直交する第1流路71と第2流路72とを設けてなる熱交換器4を、円弧状又は屈曲状の外観形態に形成し、かつこれをケーシング1の底板3に対向させた状態で配置すると共に、熱交換器4の上側に給気用ファン5と排気用ファン6とを、共にその回転軸心をケーシング1の底板3に略直交させる。この構成により、ケーシングの平面スペースをより有効に利用して、板状素子43,・・の積層枚数を増やすことができ、素子43の形状の小型化、ひいてはケーシング1の平面形状の狭小化と薄形化を可能とし、ケーシング1の高さ寸法を大きくせずにファン5,6の羽根車の外径寸法を大とでき、熱交換器内の風速分布の改善、圧損及び運転騒音の低減が図れる。
請求項(抜粋):
矩形箱状形態を有し且つその対向する一対の側面(1a),(1b)のうち、一方の側面(1a)に給気吹出口(8)と排気吸込口(9)とを、他方の側面(1b)には給気吸込口(7)と排気吹出口(10)とを、それぞれ設けるとともにその底面(1c)に位置する底板(3)を下方に向けた状態で配置されるケーシング(1)内に、複数枚の板状素子(43),(43),・・を所定間隔で積層して該各板状素子(43),(43)・・間に通風方向が略直交する第1流路(71)と第2流路(72)とを設けた円弧状又は屈曲状の外観形態をもつ熱交換器(4)を上記底板(3)に対向させた状態で配置する一方、上記ケーシング(1)内における上記熱交換器(4)の上側に、給気用ファン(5)と排気用ファン(6)とを、共にその回転軸心を上記ケーシング(1)の底板(3)に略直交させた状態で配置し、上記給気用ファン(5)により上記給気吸込口(7)から取り入れた給気を上記熱交換器(4)の上記第1流路(71)又は第2流路(72)を通して上記給気吹出口(8)から吹き出すとともに、上記排気用ファン(6)により上記排気吸込口(9)から取り入れた排気を上記熱交換器(4)の上記第2流路(72)又は第1流路(71)を通して上記排気吹出口(10)から吹き出すことで上記熱交換器(4)において上記給気と排気との間で熱交換を行わせるようにしたことを特徴とする熱交換ユニット。
IPC (2件):
F24F 7/08 101 ,  F24F 7/08
FI (3件):
F24F 7/08 101 B ,  F24F 7/08 101 A ,  F24F 7/08 101 Z

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