特許
J-GLOBAL ID:200903018667007331

無励磁作動形電磁ブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 春弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-263711
公開番号(公開出願番号):特開2001-082516
出願日: 1999年09月17日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 励磁コイルへの通電なしに手動で制動を解除することができる永久磁石型の無励磁作動形電磁ブレーキを提供する。【解決手段】 ヨーク11と励磁コイル12とを備える固定部10と、固定部10に対して回転可能な回転部20とから構成される。回転部20は、被制動回転軸21に固定されたハブ22と、その外周に復帰ばね23を介して取り付けられたアーマチュア24と、アーマチュア24に取り付けられた永久磁石25とを備える。アーマチュア24は、ヨーク11に接触する側に外方フランジ24aを有し、永久磁石25に接触する短絡板26が取り付けられている。永久磁石25の外周に取り付けられた磁性リング28は、軸線方向に移動可能であり、外方フランジ24aに接触する非消磁位置と、外方フランジから離反して短絡板26をカバーし永久磁石の磁束をリークする消磁位置との間で切り替え可能である。
請求項(抜粋):
固定部と該固定部に対して回転可能な被制動回転軸を有する回転部とから成り、前記固定部は、前記被制動回転軸に直交する底壁、及び該底壁に一端側が連結され前記回転軸と同軸の2つの互いに径が異なる円筒壁を備えるヨークと、前記円筒壁に挟まれた環状の空間に配置された励磁コイルとを備え、前記回転部は、前記被制動回転軸に軸線方向に移動可能に取り付けられて前記ヨークに対して離反、接触するリング状のアーマチュアと、該アーマチュアに円周方向に沿って取り付けられて前記励磁コイルへの非通電時に前記アーマチュアを前記ヨークに吸着させる永久磁石と、前記励磁コイルへの通電時に前記アーマチュアを前記ヨークから離反させる復帰ばねとを備え、該アーマチュアは、前記ヨークに接触する側に外方フランジを有する段付き形状であり、前記永久磁石は、前記アーマチュアの内側の段部の外周に、前記被制動回転軸の軸線と直交する方向に相互に異なる磁極が着磁されて取り付けられ、前記アーマチュアには、前記ヨークと対向しない側の側面に、前記永久磁石に接触する短絡板が前記軸線方向に対して垂直に取り付けられ、前記永久磁石の外周には、磁性リングが取り付けられ、該磁性リングは、前記外方フランジに接触して前記ヨークから前記アーマチュアを通る前記永久磁石の磁路を形成する非消磁位置と、前記外方フランジから離れて前記短絡板を覆い前記アーマチュアと前記短絡板とを通る前記永久磁石の磁路を形成する消磁位置との間で切り替え可能であるように構成したことを特徴とする無励磁作動形電磁ブレーキ。
IPC (2件):
F16D 65/21 ,  F16D 55/00
FI (2件):
F16D 65/21 B ,  F16D 55/00 B
Fターム (4件):
3J058AA78 ,  3J058BA80 ,  3J058CC76 ,  3J058CC77

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