特許
J-GLOBAL ID:200903018670552960

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-090671
公開番号(公開出願番号):特開平8-285388
出願日: 1995年04月17日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 インバータにより直流ブラシレス電動機をセンサレス運転する圧縮機用電動機制御装置の起動方法において、冷凍サイクルの吸入温度により起動時の直流電動機の負荷トルクを検出し、初めから負荷トルクに応じた起動シーケンスパターンで起動することにより、起動失敗の少ない冷凍サイクル装置を実現するものである。【構成】26は吸入温度検出手段であり、冷凍サイクル25の吸入温度を検出する。吸入温度が高い場合には温度に応じた出力トルクの大きい起動シーケンスパターンを選択し、再起動時にはさらに一段階出力トルクの大きい起動シーケンスパターンを選択して起動シーケンス制御手段13に出力する。
請求項(抜粋):
複数個の半導体スイッチ及びダイオードをブリッジ結線したインバータ回路と、前記インバータ回路により動作する直流電動機と、前記直流電動機により駆動される圧縮機と、前記圧縮機を含む冷凍サイクルを構成する凝縮器と、冷却器と、前記直流電動機の回転子の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段の出力を基に前記インバータ回路の半導体スイッチの動作を決定する転流パルスを出力する転流手段と、前記位置検出手段の出力を基に前記圧縮機の回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段の出力を基に前記圧縮機のロック状態を検出するロック検出手段と、前記直流電動機の回転数を可変にするチョッピングを行うためのチョッピング信号を発生するチョッピング信号発生手段と、前記転流パルスと前記チョッピング信号とを合成する合成手段と、前記合成手段の出力により前記インバータ回路の半導体スイッチをオン/オフさせるドライブ手段と、前記直流電動機の起動時には前記位置検出手段の出力が得られないため、前記合成手段にあらかじめ決められた転流パルスとチョッピング信号を出力するとともに、前記ロック検出手段が前記圧縮機のロックを検出した場合には一定時間後に再び転流パルスとチョッピング信号を出力する再起動を行う起動シーケンス制御手段と、前記起動シーケンス制御手段が出力する前記転流パルスと前記チョッピング信号の起動シーケンスパターンを記憶しており、各々が記憶している起動シーケンスパターンの出力トルクが異なっている複数個の起動シーケンスパターン記憶手段と、前記冷凍サイクルの吸入温度を検出する吸入温度検出手段と、起動時に前記吸入温度検出手段が検出した吸入温度とあらかじめ設定しておく基準吸入温度とを比較して、吸入温度が高い場合には温度に応じた出力トルクの大きい起動シーケンスパターンを選択し、再起動時にはさらに一段階出力トルクの大きい起動シーケンスパターンを選択して前記起動シーケンス制御手段に出力するトルクアップ手段Aと、起動時には前記起動シーケンス制御手段と前記合成手段とを接続し、起動後は前記転流手段と前記チョッピング信号発生手段とを前記合成手段に接続する運転モード切り替え手段とからなる冷凍サイクル装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 341 ,  F25B 1/00
FI (2件):
F25B 1/00 341 R ,  F25B 1/00 341 D

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