特許
J-GLOBAL ID:200903018673169424

自然言語対話装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-159052
公開番号(公開出願番号):特開平9-006790
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 断片的な未完成文の入力を許し、不足する情報に応じた問い合わせ文を生成する自然言語対話装置を提供する。【構成】 ユーザから入力された文を形態素解析し(S002)、通常モードで形態素解析結果の単語列に動詞が存在しない場合は単語列格納手段102に格納する(S110)。動詞がある場合は、既に単語列格納手段102に格納された単語列があればそれを統合して(S121)構文解析を行う(S003)。応答モードでは形態素解析結果の単語列をそのまま構文解析する。すでに問い合わせ格が格納されていれば、対応する格要素を構文解析結果から抽出し(S213)意味解析する(S004)。格納されていなければ、構文解析結果をそのまま意味解析する。実行する機能を遂行するための情報が不足だと、その情報に対応する格を格納し(S202)問い合わせ文を生成してユーザに提示し(S204)応答モードを設定する(S303)。不足がなければ通常モードを設定し(S302)機能を実行する(S005)。
請求項(抜粋):
入力文を単語列に分解し各単語の品詞の推定を行い、品詞の情報を伴った単語列を出力する形態素解析手段と、前記品詞の情報を伴った単語列を入力とし、前記各単語の格を推定して動詞を中心とした構文表現を生成する構文解析手段と、前記構文表現を入力し、システムで実行される機能を推定した機能表現を生成する意味解析手段と、前記機能表現に対応した機能を実行する機能実行手段とを有する自然言語対話装置において、単語列を一時的に蓄積する単語列格納手段と、単語列を入力とし、前記単語列格納手段で蓄積された単語列との統合を行い、統合した単語列を一文として前記構文解析手段に出力する単語列統合手段と、前記形態素解析手段が出力する単語列を入力とし、前記単語列中に動詞が有るかないかを判断する動詞検出手段とを有する断片文処理手段とを備え、前記動詞検出手段は、前記形態素解析手段から出力された単語列中に動詞が無いと判断した場合に、前記単語列格納手段に前記単語列を出力し、また、前記動詞検出手段は、前記形態素解析手段から出力された単語列中に動詞が有ると判断し、前記単語列格納手段に単語列が蓄積されている場合に、前記形態素解析手段から出力された単語列を前記単語列統合手段に出力し、さらに、前記動詞検出手段は、前記形態素解析手段から出力された単語列中に動詞があると判断し、前記単語列格納手段に単語列が蓄積されていない場合には、前記形態素解析手段から出力された単語列を前記構文解析手段に出力し、前記単語列統合手段は、前記統合した単語列の出力を行った後に、前記単語列格納手段で蓄積された単語列を消去することを特徴とする自然言語対話装置。
IPC (2件):
G06F 17/28 ,  G06F 9/44 570
FI (2件):
G06F 15/38 T ,  G06F 9/44 570 C

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