特許
J-GLOBAL ID:200903018675215725

油圧式ステアリング装置及びその油圧バルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-282653
公開番号(公開出願番号):特開平11-105723
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 微妙かつ円滑制御できる小操作角方式かつ少操作回数の油圧式ステアリング装置及びその油圧バルブの提供。【解決手段】 目標ステアリング角入力手段(A3)から目標ステアリング角 (θin) を受けて中立位置(Np)からステアリング位置(Lp,Rp) へ切換わるパイロットバルブ(C3)と、パイロットバルブ(C3)からの油圧を受けて中立位置(NM)からステアリング位置(LM,RM) へ切換わり圧油を油圧アクチュエータ(A2)に出力して実際ステアリング角 (θfb) を得るメインステアリングバルブ(D2)とを有して自走車両に搭載される油圧式ステアリング装置において、目標ステアリング角 (θin) 及びその操作力に反抗する実際ステアリング角 (θfb) 及びそのステアリング力とを受けて作動するパイロットバルブC3と、目標及び実際ステアリング角 (θin, θfb) の偏差角 (Δθ) に応じた励磁電流(I) を電磁式可変減圧弁(C2)に出力する励磁電流出力手段(B) とを有する。
請求項(抜粋):
(a) 目標ステアリング角θinを入力する目標ステアリング角入力手段A3と、(b) 中立位置Npと左右ステアリング位置Lp、Rpとを有し、目標ステアリング角入力手段A3から目標ステアリング角θinを受けて中立位置Npから左右ステアリング位置Lp、Rpのいずれか一方へ切換わって第1油圧源C1からの圧油を出力するパイロットバルブC3と、(c) 中立位置NM と左右ステアリング位置LM 、RM とを有し、パイロットバルブC3からの出力油圧を受けて中立位置NM から左右ステアリング位置LM 、RM のいずれか一方へ切換わって第2油圧源D1からの圧油を出力するメインステアリングバルブD2と、(d) メインステアリングバルブD2からの圧油を受けて作動する油圧アクチュエータA2とを有し、油圧アクチュエータA2の作動によって実際ステアリング角θfbを得る自走車両に搭載される油圧式ステアリング装置において、(e) 目標ステアリング角入力手段A3から目標ステアリング角θinを受けて作動する第1スリーブC33と、自走車両の実際ステアリング角θfbを受けて作動する第2スリーブC32と、第1、第2スリーブC33、C32の相対位置で定めた中立位置Np及び左右ステアリング位置Lp、Rpの内、中立位置Np側へ第1、第2スリーブC33、C32を付勢する第1スプリングC35と、第1スリーブC33の目標ステアリング角θinを検出する目標ステアリング角検出手段B1と、第2スリーブC32の実際ステアリング角θfbを検出する実際ステアリング角検出手段B2とを有するパイロットバルブC3と、(f) 目標ステアリング角検出手段B1から目標ステアリング角θinを、実際ステアリング角検出手段B2から実際ステアリング角θfbを受けてこれらの偏差角Δθを演算し、偏差角Δθに応じた励磁電流Iを出力する励磁電流出力手段Bと、(g) 励磁電流出力手段Bから励磁電流Iを受けてパイロットバルブC3からメインステアリングバルブD2への油圧を変更自在とされた電磁式可変減圧弁C2とを有し、実際ステアリング角θfbを目標ステアリング角θinに追従して得る構成を特徴とする油圧式ステアリング装置。
IPC (4件):
B62D 5/07 ,  B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00
FI (2件):
B62D 5/07 C ,  B62D 6/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-176777
  • 特開昭63-291772

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