特許
J-GLOBAL ID:200903018676078179

光学異方素子を用いた液晶素子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-018530
公開番号(公開出願番号):特開平9-211444
出願日: 1996年02月05日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 正面コントラストを低下させずに、表示コントラスト及び表示色の視角特性が改善され、高速表示に優れた液晶表示素子を提供するものである。【解決手段】 液晶セルと、その両側に配置された2枚の偏光素子と、該液晶セルと該偏光素子の間に少なくとも1枚の光学異方素子を配置した液晶素子において、該光学異方素子が透明支持体及びその上に設けられた光学異方層からなり、該光学異方層が、ディスコティック構造単位を有する化合物を含む層であり、そして、該ディスコティック構造単位の円盤面と透明支持体面とのなす角が光学異方層の深さ方向において変化しており、該透明支持体が下記式の条件を満足し、該液晶セルがセル中央部にねじれ配向が存在する液晶セルを含むベンド配向液晶セル、またはHAN型液晶セルであることを特徴とする液晶素子。 100≦{(nx+ny)/2-nz}×d2≦1000 ... (1) 0≦|(nx-ny)×d2|≦200 ... (2)
請求項(抜粋):
2枚の電極基板間に液晶を挟持してなる液晶セルと、その両側に配置された2枚の偏光素子と、該液晶セルと該偏光素子の間に少なくとも1枚の光学異方素子を配置した液晶素子において、該光学異方素子が透明支持体及びその上に設けられた光学異方層からなり、該光学異方層が、ディスコティック構造単位を有する化合物を含む層であり、そして、該ディスコティック構造単位の円盤面が、透明支持体面に対して傾いており、かつ該ディスコティック構造単位の円盤面と透明支持体面とのなす角が、光学異方層の深さ方向において変化しており、該透明支持体が、下記の条件を満足し、 100≦{(nx+ny)/2-nz}×d2≦1000 ... (1) 0≦|(nx-ny)×d2|≦200 ... (2)(但し、nx及びnyは支持体の面内の主屈折率を表し、nzは厚み方向の主屈折率を表し、d2は支持体の厚さを表し、そして上記式の単位はnmである)該液晶セルがセル中央部にねじれ配向が存在する液晶セルを含むベンド配向液晶セル、または、HAN型液晶セルであることを特徴とする液晶素子。
IPC (3件):
G02F 1/1335 510 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/139
FI (3件):
G02F 1/1335 510 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/137 505
引用特許:
審査官引用 (1件)

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