特許
J-GLOBAL ID:200903018676904966

内燃機関の可変動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-117475
公開番号(公開出願番号):特開平5-312014
出願日: 1992年05月11日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 ロッカアームの揺動角を切換えることにより、バルブリフトを変化させる可変動弁装置において、切換信号油圧の低下を抑えつつ、高バルブリフト時のみカムへの潤滑用オイルの給油量を増加する。【構成】 低回転域の低バルブリフト状態では、メインロッカアーム2の揺動角が小さいため、ロッカシャフト1側の第1オイル通路32とメインロッカアーム2側の第2オイル通路33とが連通せず、第2オイル通路33のオイル噴出口33aから高速用カム26へのオイルの給油は行われない。高回転域の高バルブリフト状態では、メインロッカアーム2の揺動角が大きいため、ロッカシャフト1側の第1オイル通路32とメインロッカアーム2側の第2オイル通路33とが連通する期間が存在し、その間、第2オイル通路33のオイル噴出口33aから高速用カム26へのオイルの給油が行われる。
請求項(抜粋):
ロッカシャフト回りを揺動するロッカアームの揺動角を機関の運転状態に応じて変化させることにより、バルブリフトを高バルブリフト状態と低バルブリフト状態とに変化させる内燃機関の可変動弁装置において、前記ロッカシャフトに、その内部からロッカアームとの嵌合部の外周面に開口する第1オイル通路を設け、前記ロッカアームに、一端がロッカシャフトとの嵌合部の内周面に開口し、他端がロッカアーム駆動用カムに向かってオイル噴出口として開口する第2オイル通路を設ける一方、前記第1オイル通路と前記第2オイル通路とを、前記嵌合部における互いの開口部が、前記ロッカアームの揺動角が低バルブリフト状態に対応する揺動範囲においては連通する期間を持たず、揺動角が高バルブリフト状態に対応する揺動範囲において連通する期間を持つように形成したことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
IPC (6件):
F01M 9/10 ,  F01L 1/18 ,  F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00 302 ,  F01M 1/06 ,  F01M 1/08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公平3-073726
  • 特開平3-111610
審査官引用 (1件)
  • 特公平3-073726

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