特許
J-GLOBAL ID:200903018682562937

鋼製地中連続壁工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-285277
公開番号(公開出願番号):特開平9-125375
出願日: 1995年11月01日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 鋼製地中連続壁体の隣接するエレメントどうしの接合方法で、コンクリートの流出を防止し、コンクリートのロスを防ぐとともに、コンクリート流出に伴うケレン・掃除等のために要していた作業時間を削減し、溝壁崩壊の危険性を回避でき、しかも、施工精度の向上を図る。【解決手段】 先行エレメント部3において複数個の型鋼材7からなる鋼製土留材6を掘削溝2内に設置するとき、鋼製土留材6の前後面全体をシート20で覆い、このシート20で囲まれた内部にコンクリート5を打設することにより、打設コンクリート5の隣接する後行エレメント部4側への流出がシート20によって防止される。そのため、コンクリート5のロスを防ぐと共に、コンクリート流出に伴うケレン・掃除等のために要していた作業時間を削減し、溝壁崩壊の危険性を回避でき、しかも施工精度の向上が図れるという優れた効果がある。
請求項(抜粋):
地山に、先行エレメント部の掘削溝を掘削して内部を泥水で満たし、次に、前記掘削溝内に複数の型鋼材を連結した鋼製土留材を設置してコンクリートを打設し、その後、前記先行エレメント部に隣接する後行エレメント部を掘削し、前記後行エレメント部の掘削溝内に鋼製土留材を設置して先行エレメント部の鋼製土留材と連結し、次いで、前記後行エレメント部にコンクリートを打設して先行エレメント部と連続させて地中にコンクリートの連続壁を構築する鋼製地中連続壁工法において、前記先行エレメント部の鋼製土留材を掘削溝内に設置するときに、前記鋼製土留材を囲うシートを掘削溝壁に沿わせて設け、前記シートで囲まれた内部にコンクリートを打設することを特徴とする鋼製地中連続壁工法。
IPC (2件):
E02D 5/20 103 ,  E02D 5/04
FI (2件):
E02D 5/20 103 ,  E02D 5/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-295925
  • 特開平3-295925

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