特許
J-GLOBAL ID:200903018685445427

車輪速センサ信号系の故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-296985
公開番号(公開出願番号):特開平5-133962
出願日: 1991年11月13日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【構成】信号ライン60を経た車輪速センサ21の出力信号を二値化する二値化回路52は、入力信号を抵抗R2およびコンデンサC1からなる積分回路で平滑化して作成した電圧を基準レベルとして二値化処理を行う。上記の積分回路の出力電圧はマイクロコンピュータ51のアナログ/ディジタル変換入力ポートA/Dに与えられている。入力ポートA/Dの入力電圧は、通常、電圧Vccを抵抗R4と車輪速センサ21の内部抵抗R5とで分圧した電圧の近傍の値をとる。信号ライン60の断線故障が生じるとコンデンサC1が充電され、入力ポートA/Dには電源電圧Vccが与えられる。信号ライン60が接地電位に短絡するとコンデンサC1が放電して、入力ポートA/Dには接地電位が与えられる。【効果】マイクロコンピュータ51では、入力ポートA/Dへの入力電圧を監視することで、信号ライン61の断線故障や接地電位への短絡故障を検知できる。
請求項(抜粋):
車輪の回転速度に対応した信号を出力する車輪速センサと、この車輪速センサの出力信号が与えられる制御回路とを有する装置において用いられ、上記車輪速センサおよび車輪速センサの出力信号を上記制御回路に伝達する信号系での故障を診断する装置であって、上記車輪速センサの出力信号を上記制御回路に伝達する信号ラインに、安定化電圧および抵抗を使用して所定電圧を与える手段と、アナログ/ディジタル変換入力ポートを有するマイクロコンピュータと、上記信号ラインに導出されている電圧を上記マイクロコンピュータのアナログ/ディジタル変換入力ポートに入力する手段とを含み、上記マイクロコンピュータは、上記アナログ/ディジタル変換入力ポートの入力電圧に基づいて、車輪速センサまたは車輪速センサ信号系が正常か否かを判断するものであることを特徴とする車輪速センサ信号系の故障診断装置。
IPC (3件):
G01P 3/42 ,  B60T 8/00 ,  B60T 8/88
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-003067

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