特許
J-GLOBAL ID:200903018698627966
車両検知装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
阿部 美次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-138330
公開番号(公開出願番号):特開平11-321651
出願日: 1998年05月20日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 車両走行方向を検知し得るフェイルセーフな車両検知装置を提供する。【解決手段】 第1、第2のコイル211、212は、車両3の走行方向a1において互いに異なる位置に部分的に重なように配置され、第3のコイル213に誘導結合する。照査信号供給回路22は照査信号Fcを第3のコイル213に供給する。第1、第2の照査信号検知回路231、232は、第1、第2のコイル211、212にそれぞれ接続され、照査信号Fcが抑圧されないときは「車両なし」、抑圧さたときは「車両有り」とする第1、第2の車両検知信号S1、S2を生成する。方向検知回路24は、第1、第2の車両検知信号S1、S2が供給され、その時間的な変化順序から車両3の走行方向a1を判定する。
請求項(抜粋):
車上装置と、地上装置とを含む車両検知装置であって、前記車上装置は、車両に搭載され、車上信号を車上アンテナから送信し、前記地上装置は、受信コイルと、照査信号供給回路と、照査信号検知回路と、方向検知回路とを含んでおり前記受信コイルは、第1のコイルと、第2のコイルと、第3のコイルとを含み、前記車上信号を受信し得る位置に配置されており、前記第1のコイル及び前記第2のコイルは、車両の走行方向において、互いに異なる位置に配置され、かつ、部分的に重なるように配置されており、前記第3のコイルは、前記第1のコイル及び第2のコイルに誘導結合しており、前記照査信号供給回路は、照査信号を、前記第3のコイルに供給し、前記照査信号は前記車上信号よりも低いレベルを持ち、前記照査信号検知回路は、第1の照査信号検知回路と、第2の照査信号検知回路とを含んでおり、前記第1の照査信号検知回路は、前記第1のコイルに接続され、前記車上信号が受信されたとき前記照査信号を抑圧する回路を含み、前記照査信号が抑圧されないときは「車両なし」、前記照査信号が抑圧されたときは「車両有り」とする第1の車両検知信号を生成し、前記第2の照査信号検知回路は、前記第2のコイルに接続され、前記車上信号が受信されたとき前記照査信号を抑圧する回路を含み、前記照査信号が抑圧されないときは「車両なし」、前記照査信号が抑圧されたときは「車両有り」とする第2の車両検知信号を生成し、前記方向検知回路は、前記第1の照査信号検知回路及び第2の照査信号検知回路から前記第1の車両検知信号及び第2の車両検知信号が供給され、前記第1の車両検知信号及び前記第2の車両検知信号の時間的な変化順序から前記車両の走行方向を判定する車両検知装置。
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