特許
J-GLOBAL ID:200903018700165169

純流体型診断器具内の毛管による流れ制御

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-572861
公開番号(公開出願番号):特表2003-529763
出願日: 2001年03月22日
公開日(公表日): 2003年10月07日
要約:
【要約】生物学的流体の分析物濃度又は性質を測定する医学的診断器具が、流体のサンプルを入口から分岐箇所へ、そして測定領域に運び、或いはバイパスチャネル経由でオーバーフロー領域に運ぶ毛管フローチャネルを有する。第1のストップジャンクションが、流体が測定領域に入った後、流体の流れを止める。バイパスチャネルは、少なくとも1つの方向に毛管寸法を有している。バイパスチャネル内に設けられた第2のストップジャンクションが、その方向において毛管寸法よりも大きな寸法を有し、分岐箇所のほうへ向いた角度を形成する境界領域を有している。この構成では、第2のストップジャンクションは、当初、オーバーフロー領域への流れを阻止するが、測定領域の充填後に流れを可能にする。この器具は、血液の凝固時間を測定するのに特に適している。
請求項(抜粋):
生物学的流体の分析物濃度又は性質を測定する医学的診断器具であって、 a)生物学的流体のサンプルを器具内へ導入するサンプル入口を有し、 b)サンプルをサンプル入口から分岐箇所に運ぶ第1の毛管チャネルを有し、 c)分岐箇所からのサンプルの第1の部分を、生物学的流体の分析物濃度又は性質に関連付けられたサンプルの物理的パラメータが測定される測定領域中へ運び、そして第1のストップジャンクションに運ぶ毛管連結チャネルを有し、 d)サンプルの第2の部分を第1の方向において、分岐箇所の近くに位置する第1の領域から分岐箇所から見て遠くに位置したオーバーフロー領域に運ぶ毛管バイパスチャネルを有し、第1の領域は、第1の方向と実質的に垂直の第2の方向において毛管寸法を有し、 e)毛管バイパスチャネル内に設けられた第2のストップジャンクションを有し、第2のストップジャンクションは、i)第1の領域とオーバーフロー領域を互いに分離し、ii)第2の方向において毛管寸法よりも大きな所定寸法を有し、iii)第1の領域のほうへ向いた角度を形成する境界領域を有し、サンプル入口に入った過剰サンプルが、第2のストップジャンクションを通ってオーバーフロー領域内に流れるようになっていることを特徴とする器具。
IPC (3件):
G01N 33/86 ,  G01N 27/28 301 ,  G01N 27/416
FI (4件):
G01N 33/86 ,  G01N 27/28 301 B ,  G01N 27/46 336 G ,  G01N 27/46 338
Fターム (4件):
2G045AA10 ,  2G045CA25 ,  2G045CA26 ,  2G045DA80

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