特許
J-GLOBAL ID:200903018706528980

自己監視機能付き光端局装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-234913
公開番号(公開出願番号):特開平8-097774
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 光同期網における伝送路の終端に設けられる光端局装置に関し、自己監視により、ネットワークに依存せず独自に各機能のチェックを行う。【構成】 シリアル電気信号の自局折り返しを行う高次群ループバック部と、パラレル電気信号の自局折り返しを行う低次群ループバック部と、受信装置と送信装置とを接続し、それによって受信装置で受信した電気信号を送信装置に直接折り返す自己ループ部と、高次群ループバック部と低次群ループバック部とのいずれか一方のループバック部と、自己ループ部とを用いて、受信装置と送信装置の各部に対して自己監視試験を行う自己監視制御部を備える。
請求項(抜粋):
光信号を受信して電気信号に変換する光/電気変換部、その変換された電気信号をパラレルに変換するS/P変換部、および、パラレルの電気信号が正常信号であるのか否かを検出した後、低次の信号に分離して出力する信号状態検出部からなる受信手段と、低次の電気信号に対してクロックの乗り換えを行って、高次の信号に多重する信号生成部、信号生成部によって生成された電気信号をシリアルに変換するP/S変換部、および、シリアルの電気信号を光信号に変換して送信する電気/光変換部からなる送信手段と、受信手段と送信手段を作動させるためのシステムクロックを発生するシステムクロック生成部と、受信手段と送信手段の制御および警報監視を行う監視制御部と、受信手段、送信手段、システムクロック生成部および監視制御部に電源を供給する電源部からなる光端局装置であって、送信手段のP/S変換部と受信手段のS/P変換部とを接続し、それによってシリアル電気信号の自局折り返しを行う高次群ループバック部と、送信手段の信号生成部と受信手段の信号状態検出部とを接続し、それによってパラレル電気信号の自局折り返しを行う低次群ループバック部と、受信手段の信号状態検出部と送信手段の信号生成部とを接続し、それによって受信手段で受信した電気信号を送信手段に直接折り返す自己ループ部と、高次群ループバック部と低次群ループバック部とのいずれか一方のループバック部と、自己ループ部とを用いて、受信手段と送信手段の各部に対して自己監視試験を行う自己監視制御部を備えてなる自己監視機能付き光端局装置。

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