特許
J-GLOBAL ID:200903018709860781

ポリエチレン樹脂組成物及び成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳴井 義夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-364860
公開番号(公開出願番号):特開2003-165873
出願日: 2001年11月29日
公開日(公表日): 2003年06月10日
要約:
【要約】【課題】 機械特性(ESCR、耐衝撃性)のバランスに優れ、且つ高速での成形性が可能で有り、表面肌も荒れることなく成形品が得られるポリエチレン樹脂組成物を提供すること。【解決手段】 クロム系触媒を用いて得られるエチレン系重合体であり、MFR21.6が0.01〜1000g/10min、密度が0.920〜0.980g/cm3 、分子量分布(Mw/Mn)が8〜25であるエチレン系重合体(A)と、チーグラー触媒を用いて多段重合により得られるMFR21.6が0.01〜1000g/10min、密度が0.896〜0.970g/cm3 、分子量分布(Mw /Mn )が20〜50であるエチレン系重合体(B)とのブレンドからなり、ブレンド後の臨界せん断速度の指標γ‘が60以上であり、且つIR測定により求めた数平均分子量当りの末端ビニル基の全量が0.29以上0.60以下である樹脂組成物。
請求項(抜粋):
少なくとも2種類のポリエチレン樹脂(A),(B)とからなり、ポリエチレン樹脂(A)がクロム系触媒により重合されるエチレン重合体もしくは炭素数3-20のαオレフィンとの共重合体で、密度(ρ)が0.920〜0.980g/cm3 であり、HLMFR(荷重21.6kg、温度190°C、以下MFR21.6という。)が0.01〜1000g/10分、GPC測定によって求められる分子量分布、MwとMnとの比(Mw/Mn)が8-25で、190°Cにおいてダウンスピード5.0cm/minおける溶融伸びがME(190°C;5.0cm/min)≧3.79Ln(MFR21.6)-1.57であり、且つ190°Cにおいてダウンスピード5.0cm/minおける溶融張力がMT(190°C;5.0cm/min)≧-24.9Ln(MFR21.6) +88.7であるクロム系ポリエチレン樹脂(A)であり、ポリエチレン樹脂(B)がチーグラー系触媒により重合されるエチレン重合体もしくは炭素数3-20のαオレフィンとの共重合体で密度(ρ)が0.896〜0.970g/cm3 、MFR21.6が0.01〜1000g/10分、GPC測定によって求められる分子量分布、MwとMnとの比(Mw/Mn)が20-50、であるチーグラー系ポリエチレン(B)であり、ポリエチレン樹脂(A)と(B)との配合割合が(A):(B)が(30:70)〜(75:25)の範囲で均一に混合された組成物で有り、該ポリエチレン樹脂組成物の密度(ρ)が0.940〜0.970g/cm3 、MFR21.6が0.1〜100g/10分であり、190°Cにおいてダウンスピード0.6cm/minおける溶融伸びがME(190°C;0.6cm/min)≧2.05Ln(MFR21.6) +0.89であるポリエチレン樹脂組成物。
IPC (3件):
C08L 23/04 ,  C08F 10/02 ,  C08J 5/00 CES
FI (3件):
C08L 23/04 ,  C08F 10/02 ,  C08J 5/00 CES
Fターム (27件):
4F071AA15 ,  4F071AA15X ,  4F071AA21X ,  4F071AF23Y ,  4F071AF53Y ,  4F071AF57Y ,  4F071BB06 ,  4F071BC01 ,  4F071BC04 ,  4J002BB03W ,  4J002BB03X ,  4J002BB05W ,  4J002BB05X ,  4J100AA02P ,  4J100AA04Q ,  4J100CA01 ,  4J100CA04 ,  4J100DA01 ,  4J100DA04 ,  4J100DA09 ,  4J100DA13 ,  4J100DA14 ,  4J100DA15 ,  4J100DA36 ,  4J100DA42 ,  4J100FA09 ,  4J100FA11

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