特許
J-GLOBAL ID:200903018718863602
高圧回転機コイル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
駒田 喜英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-326472
公開番号(公開出願番号):特開平9-149578
出願日: 1995年11月21日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】全含浸方式による含浸樹脂にて一体化された高圧回転機コイルの固定子絶縁コイルにおいて、ヒートサイクルによって発生する固定子絶縁コイルの対地絶縁層の熱応力を緩和して絶縁層の機械的損傷を防止する外部コロナ防止層を備えた高圧回転機コイルを提供する。【解決手段】半導電性のテープ12の片面に、この半導電性テープ12の幅の半分以下のテープ幅を有する剥がしマイカからなる応力緩和層13を前記半導電性テープ12の幅の一方の側端面に合わせて貼り合わせて構成した複合テープ11を、固定子絶縁コイル8の対地絶縁層2の外周に半導電性テープ12の面が応力緩和層13の両面を覆うように重ね合わせて巻回して形成した外部コロナ防止層を設ける。
請求項(抜粋):
素線導体束上に複数回巻回された未含浸のマイカテープからなる対地絶縁層と、この対地絶縁層の外周に半導電性の低抵抗テープを重ね合わせながら長さ方向に巻回して構成した外部コロナ防止層と、この外部コロナ防止層の末端に施されたエンドコロナ防止層とを備えた未含浸の絶縁コイルを鉄心スロット内に収納し、この未含浸の絶縁コイルと鉄心とを含浸槽内で熱硬化性含浸樹脂にて一体含浸して、その後硬化炉にて加熱硬化してなる高圧回転機コイルにおいて、外部コロナ防止層が半導電性のテープと応力緩和層との複合テープからなり、この複合テープの半導電性のテープが応力緩和層の両面を覆うように重ね合わせて巻回されて形成されていることを特徴とする高圧回転機コイル。
IPC (2件):
FI (2件):
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