特許
J-GLOBAL ID:200903018724221035

シート状印刷物の欠陥検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-017951
公開番号(公開出願番号):特開平6-201611
出願日: 1993年01月08日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 被検査面の地色の濃淡に関わらず欠陥箇所を高精度に検出できるとともに、シート状印刷物の長手方向において各周期間における印刷濃度の漸次的変化も的確に検出でき、加えて欠陥箇所の判定に際して人間の視覚に近い判断ができ、しかも検査員の肉眼による最終判定が必要な場合には、別途エリアセンサを設けることなく、目視検査用のエリア画像を容易に得ることができるように工夫したシート状印刷物の欠陥検出方法を提供せんとするものである。【構成】 撮像装置としてシート状印刷物(S)の幅方向に沿って長くされたラインセンサを用い、シート状印刷物(S)の移動又はラインセンサの移動によって前記ラインセンサから次々と出力される多階調のライン画像を記憶手段に順次記憶させて記憶手段内部に被検査面の多階調エリア画像を作製し、同時に当該被検査面の多階調エリア画像の各部の濃度レベルを、基準となるマスタの多階調エリア映像の対応する各部の濃度レベルと比較して濃度レベル差が許容値を超える部分を検出してなるシート状印刷物の欠陥検出方法。
請求項(抜粋):
一方から他方へ向かって走行するシート状印刷物の被検査面を撮像装置で撮像し、当該撮像装置によって得られる画像に基づいて被検査面に存在する欠陥箇所を検出してなるシート状印刷物の欠陥検出方法において、撮像装置としてシート状印刷物の幅方向に沿って長くされた単数又は複数のラインセンサを用い、シート状印刷物の走行によって前記ラインセンサから次々と出力される多階調のライン画像のデータを記憶手段に順次記憶させて記憶手段内部に被検査面の多階調エリア画像を作製し、同時に当該被検査面の多階調エリア画像の各部の濃度レベルを、マスタ画像の多階調エリア画像の対応する各部の濃度レベルと比較し、両画像の該当部分相互の濃度レベル差が許容値を超える部分があれば、当該部分を欠陥箇所として判定してなるシート状印刷物の欠陥検出方法。
IPC (2件):
G01N 21/89 ,  G01B 11/30
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開平4-223170
  • 特開平1-157854
  • 特開昭62-011152
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