特許
J-GLOBAL ID:200903018727758382

ガスタービンのナッツインジェクション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333014
公開番号(公開出願番号):特開平9-170452
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】石炭燃料利用の火力プラントの流動層ボイラからガスタービンへ供給される高温ガス中にはボイラ出口に設置されるサイクロンで捕集しきれなかった数ミクロンの灰粒子が存在する。長時間のプラント運転後では、灰粒子はガスタービン入口に設置される静翼の根元部分に付着し塊を形成する。この付着灰粒子を前静翼にわたって効率良く除去する。【解決手段】入口横断面形状が円形,出口横断面形状が入口円断面の直径よりも小さい長さを持ち、各向かい合う二辺と大きい長さを持ち各向きい合う二辺により構成されるスリット状の矩形をなす。さらに、入口から出口に向かうに従い、断面積が徐々に減少させるためナッツインジェクション17内で流れの剥離が防止される。
請求項(抜粋):
流動層ボイラ内で発生する高温ガスにより前記ボイラ内に設置された伝熱管で水蒸気を発生させて蒸気タービンを稼働し、前記高温ガスによりガスタービンを駆動する流動層ボイラ複合発電サイクルプラントの前記ガスタービン静翼部分に付着する灰粒子を除去するために設置されるガスタービンのナッツインジェクションにおいて、入口の断面形状が円形で、出口の断面形状が前記入口円断面の直径よりも小さい長さの一辺と、大きい長の他の一辺により構成される矩形断面のスリットをなし、前記入口から前記スリットに向かうにつれて断面積が徐々に減少することを特徴とするガスタービンのナッツインジェクション。
IPC (2件):
F02C 7/00 ,  F01D 25/00
FI (2件):
F02C 7/00 Z ,  F01D 25/00 R

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