特許

J-GLOBAL ID：200903018734710840

多糖類の湿式粉砕方法

発明者： 近藤 哲男 ,  森田 光博 ,  早川 和久 ,  恩田 吉朗
出願人/特許権者： 近藤 哲男 ,  信越化学工業株式会社
代理人 (4件)： 小島 隆司 ,  重松 沙織 ,  小林 克成 ,  石川 武史
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-090799
公開番号（公開出願番号）：特開2005-270891
出願日： 2004年03月26日
公開日（公表日）： 2005年10月06日
要約：

【解決手段】多糖類の分散液を一対のノズル4a,4bから70〜250MPaの高圧でそれぞれ噴射させると共に、その噴射流を互いに衝突させて多糖類を粉砕する方法であって、上記一対のノズルから噴射される多糖類分散液の高圧噴射流の角度を、噴射流同士が各々のノズル出口より先方の一点で適正な角度において衝合衝突するように調製する、及び/又は高圧流体の噴射回数を調整して粉砕回数を調整することにより、平均粒子長が1/4以下に粉砕された多糖類の重合度低下を10%未満とする多糖類の湿式粉砕方法。【効果】本多糖類の湿式粉砕方法によれば、多糖類の構造が変化することなく、粉砕に伴う重合度の低下を最小限にしつつ、多糖類の微細粉砕品を得ることができるため、セルロースをはじめとする多糖類の成形加工が容易となる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

多糖類の分散液を一対のノズルから70〜250MPaの高圧でそれぞれ噴射させると共に、その噴射流を互いに衝突させて多糖類を粉砕する方法であって、上記一対のノズルから噴射される多糖類分散液の高圧噴射流の角度を、噴射流同士が各々のノズル出口より先方の一点で適正な角度において衝合衝突するように調製する、及び/又は、高圧流体の噴射回数を調整して粉砕回数を調整することにより、平均粒子長が1/4以下に粉砕された多糖類の重合度低下を10%未満とすることを特徴とする多糖類の湿式粉砕方法。

IPC (2件)：

B02C19/06 ,  B02C23/08

FI (2件)：

B02C19/06 A ,  B02C23/08 Z

Fターム (4件)：

4D067CA01 ,  4D067CA07 ,  4D067EE11 ,  4D067GA20

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 特公昭60-19921号公報
  
• 特公平6-49768号公報
  

審査官引用 (3件)

• セルロース系素材の微細化方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-244968   出願人：旭化成工業株式会社
• 特公昭62-030220
  
• 特開平3-152130