特許
J-GLOBAL ID:200903018746153351

小電力無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-342012
公開番号(公開出願番号):特開平6-188821
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 簡易かつ安価な手段により、デッドスペースをなくすことができる小電力無線通信システムを提供する。【構成】 親局6と子局5a〜5fとの間で特定小電力無線による通信を行う小電力無線通信システムであって、上記親局6は、主無線設備62の他に、該主無線設備62又はその中継装置3,3から放射される電波が有効に届かないデッドスペース4a,4b内の子局5d,5eとも通信を行うことができるように、比較的大出力の従無線設備63を備え、上記デッドスペース4a,4b内にそのスペース形状に合わせてアンテナ7又は漏洩フィーダ線8bを配備し、かつ、アンテナ7又は漏洩フィーダ線8bと従無線設備63とを所定の伝送波減衰定数を有する同軸ケーブル9で接続することにより、アンテナ7又は漏洩フィーダ線8bから放射される電波の出力レベルが、主無線設備62から放射される電波の出力レベルを越えることのないようになされている。
請求項(抜粋):
所要のサービスエリア内において親局と子局との間で特定小電力無線による通信を行う小電力無線通信システムであって、前記親局は、サービスエリア内の子局との間で前記小電力無線通信を行うためのアンテナ経由送受信手段と、該親局又はその中継装置から放射される電波が有効に届かないデッドスペース内の子局との間で前記小電力無線通信を行うための比較的大出力の給電線経由送受信手段とを備えると共に、前記デッドスペース内に当該デッドスペースの形状に応じてアンテナ又は漏洩給電線を配備し、かつ、当該アンテナ又は漏洩給電線と前記親局の給電線経由送受信手段とを所定の伝送波減衰定数と所定の長さとを有する給電線で接続することにより、前記アンテナ又は漏洩給電線から放射される電波の出力レベルが、前記親局のアンテナ経由送受信手段から放射される電波の出力レベルを越えることのないようにしたことを特徴とする小電力無線通信システム。

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