特許
J-GLOBAL ID:200903018748234588

横孔掘削装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-036782
公開番号(公開出願番号):特開平11-217991
出願日: 1998年02月02日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 地下水の多い砂礫層や長距離推進の場合にも、埋設管まわりの土圧抵抗を低減でき、低い推力で推進できる横孔掘削装置を提供する。【解決手段】 回転式削孔機4の後部と埋設管5との間に、ダミー管30を接続する。このダミー管30に噴出口31を設け、この噴出口31と地上の二液硬化型の結合滑剤の第1・2液圧送ポンプ32・33とをホース34・35で各逆止弁36を介して連結する。二液硬化型の結合滑剤は、特殊ケイ酸ソーダを主成分とする第1液と、複数の食品添加物と高純度モンモリロナイトとの混合物を主成分とする第2液とからなる。推進中、二液硬化型の結合滑剤を噴出口31から噴出してダミー管30の外周と地山1間の余掘り層12内に噴射すると、余掘り層12内の作泥材(ベントナイト溶液又はカルボキシメチルセルロース)で泥土化された掘削土砂が水と土粒子に分離しにくくなる。その結果、地下水の多い砂礫層や長距離推進の場合でも埋設管5まわりの土圧抵抗を低減でき、推力の増加を抑制できる。
請求項(抜粋):
発進立坑2側から地山1に横孔11を掘削する回転掘削具9を先端に備えた回転式削孔機4と、回転式削孔機4の後部に接続される、回転掘削具9の外径より小さい埋設管5と、発進立坑2内に設置され、回転式削孔機4および埋設管5に推進力を付与する推進ジャッキ6と、前記回転式削孔機4および埋設管5に通され、一端側が前記回転掘削具9に設けた作泥材注入口25に、他端側が地上の作泥材注入ポンプ27にそれぞれ接続された作泥材注入ホース26と、回転式削孔機4の外周一部に、回転式削孔機4の外周と地山1との間に形成される余掘り層12内の掘削土砂の一部を取り込むよう設けられた土砂取込口16と、埋設管5内に通された排土管17と、回転式削孔機4に内蔵され、土砂取込口16に取り込む掘削土砂を排土管17に吐出圧送する土砂圧送ポンプ14と、一端が排土管17に、他端が地上の排土タンク23にそれぞれ連結された排土ホース21と、を備えた横孔掘削装置において、回転式削孔機4の後部と前記埋設管5との間に、前記作泥材注入ホース26および排土管17を内部に通し且つ回転掘削具9の外径より小さいダミー管30を接続しており、このダミー管30に、余掘り層12内の作泥材で泥土化された掘削土砂に向けて混合噴射し、噴射後固化して前記掘削土砂が水と土粒子に分離するのを抑える二液硬化型の結合滑剤の噴射手段を備えてあることを特徴とする横孔掘削装置。
IPC (4件):
E21D 9/06 311 ,  E21D 9/06 301 ,  E21D 9/08 ,  E21D 9/12
FI (4件):
E21D 9/06 311 A ,  E21D 9/06 301 L ,  E21D 9/08 P ,  E21D 9/12 M
引用特許:
審査官引用 (2件)

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