特許
J-GLOBAL ID:200903018748857682

薄板連鋳機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-097093
公開番号(公開出願番号):特開平5-269551
出願日: 1992年03月24日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 同一出願人に係る特開昭63-252646号公報に提案した“研削式ダム”による双ロール式連鋳機の改善,特にサイドダムによるシール性と強度補償を更に確実にすること。【構成】 研削式ダムを用いる双ロール式連鋳機において,サイドダムと接触するロール円周面の部分をロール端に向かうほどロールギャップが広がるように縮径させ,サイドダムの送り出し方向を,ロール軸に直交する面に対して,サイドダム下端がロールの中央側に近づく方向に,所定の角度だけ傾斜させる。
請求項(抜粋):
互いに反対方向に回転する一対の内部冷却ロールを平行に対向配置し,該ロール対の円周面上に湯溜りを形成させるための一対のサイドダムを,その厚みの一部または全部がロール円周面上に位置するようにその底部の少なくとも一部をロールの円周面に接触させて配設すると共にロールと接触するサイドダム部分を易削性耐火物材料で構成し,このサイドダムを鋳造の方向に向けて所定の速度で送り出す機構を設け,この送り出し機構による押し圧によってロール円周面と接するサイドダム部分を回転するロール表面で研削消耗させつつ鋳造する薄板連鋳装置において,サイドダムと接触するロール円周面の部分をロール端に向かうほどロールギャップが広がるように縮径させ,そして,前記の送り出し機構によるサイドダムの送り出し方向を,ロール軸に直交する面に対して,サイドダム下端がロールの中央側に近づく方向に,所定の角度だけ傾斜させたことを特徴とする薄板連鋳機。

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