特許
J-GLOBAL ID:200903018754874440

計量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 勝三
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-504846
公開番号(公開出願番号):特表2000-514222
出願日: 1997年06月26日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】本発明は、流体あるいは紛状物ディスペンサにより分配される物品の計量計を開示しており、このディスペンサは、回転軸線(1)を中心として回転可能に装着された第1計量リング(20)と、前記第1計量リング(20)と協働して該計量リングを前記軸線(1)を中心として回転駆動可能な駆動手段(10)とを包含し、前記駆動手段(10)は、ディスペンサが作動される毎に作動される。本発明の計量計は、ディスペンサが所定回数作動された後に駆動手段(10)を前記第1計量リング(20)と係合させるインターロック手段(15,22)をさらに包含し、前記第1計量リング(20)は、前記駆動手段(10)と係合したときからのみ回転駆動され、この結果、計量計は、ディスペンサが所定回数作動された後にのみ分配された物品の分配量を計量することを特徴としている。
請求項(抜粋):
1 回転軸線(1)を中心として回転可能に装着された第1計量リング(20)と、 前記第1計量リング(20)と協働して、該計量リングを前記軸線(1)を中心として回転駆動し、ディスペンサが作動される毎に作動される駆動手段(10)とを包含する、流体あるいは紛状物ディスペンサで分配される物品の分配量を測定する装置において、ディスペンサが所定回数作動された後に前記駆動手段(10)を前記第1計量リング(20)に係合するために使用されるインターロック手段(15,22)をさらに包含し、前記第1計量リング(20)は、前記駆動手段(10)と係合したときにのみ回転駆動され、この結果、測定装置は、ディスペンサが前記所定回数作動された後にのみ、分配された物品の分配量を計数することを特徴とする装置。2 請求項1記載の装置において、前記駆動手段は、前記第1計量リング(20)に近接して、第1計量リング(20)の回転軸線(1)を中心として回転可能に装着される駆動ホイール(10)を備え、前記駆動ホイール(10)は、ディスペンサが作動される毎に前記回転軸線を中心として回転駆動されることを特徴とする装置。3 請求項2記載の装置において、前記インターロック手段は、前記駆動ホイール(10)の一体部材である脚部(15)を備え、前記脚部(15)は、前記回転軸線(1)とほぼ平行であり、前記第1計量リング(20)に設けられたスロット(21)と共に作用し、ディスペンサが所定回数作動された後に前記スロット(21)の端面(22)に当接されることを特徴とする装置。4 請求項3記載の装置において、前記スロット(21)は、前記第1計量リングの円弧内に配置され、ディスペンサが作動される毎に駆動ホイール(10)を前記回転軸線(1)を中心として回転駆動し、前記脚部(15)は、スロット(21)の半径方向面の端部(22)に当接するまで、第1計量リング(20)を回転させることなく、前記スロット(21)内を同時に移動され、ディスペンサのこの後の作動により、分配された物品の分配量を計数するために駆動ホイール(10)の脚部(15)が前記第1計量リング(20)を前記回転軸線(1)を中心として回転駆動し、従って、スロットの長さは、計量リング(20)を回転させずにディスペンサが作動される前記所定回数を形成することを特徴とする装置。5 請求項2ないし4のいずれか1項に記載の装置において、前記第1計量リングと前記駆動ホイールはそれぞれ戻り防止装置を備え、前記戻り防止装置は、第1計量リングと駆動ホイールとが反対方向に回転するのを防止することを特徴とする装置。6 請求項2ないし5のいずれか1項に記載の装置において、ディスペンサは、休止位置と作動位置との間を移動可能な作動装置(45)を備え、ディスペンサが作動される毎に前記作動装置(45)が前記駆動ホイールを所定角度にわたって前記回転軸線を中心として回転することを特徴とする装置。7 請求項6記載の装置において、前記作動装置は、前記駆動ホイール(10)及び前記第1計量リング(20)の回転軸線(1)と平行な方向に移動されることを特徴とする装置。8 請求項7記載の装置において、前記駆動ホイール(10)は、周部に配置され且つ半径方向外方に突出する2列のインデント(11,12)を備え、第1インデント列のインデント(11)は第1傾斜面(11a)を有し、前記第1傾斜面は、装置が休止位置から作動位置に移動するときに作動装置と共に作動し、第2列のインデントは第2傾斜面(12a)を有し、前記第2傾斜面は、装置が作動位置から休止位置に移動したときに作動装置(45)と共に作動し、前記駆動ホイール(10)は、作動装置(45)の作動サイクル中に、所定角度にわたって回転することを特徴とする装置。9 請求項8記載の装置において、前記ディスペンサは、押しボタン(40)で作動される分配弁(50)を備え、前記押しボタン(40)は、前記作動装置(45)を備え、ユーザが押しボタン(40)を押圧して分配量を取得するときに、駆動ホイール(10)が前記所定角度の一部を回転し、押しボタン(40)がその初期位置に戻されるときに、前記駆動ホイール(10)が前記所定角度の残部にわたって回転することを特徴とする装置。10 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の装置において、、第2計量リング(30)をさらに包含し、前記第2計量リングは、前記回転軸線(1)を中心として回転可能に装着され、前記第1計量リング(20)が前記回転軸線(1)を中心として360°にわたる回転を完了する毎に前記第1計量リングにより回転駆動されることを特徴とする装置。

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