特許
J-GLOBAL ID:200903018755153658

管継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-009000
公開番号(公開出願番号):特開2000-205464
出願日: 2000年01月18日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 密封装置のための材料が少なくてすみ、漏損に対する結合の耐密性が高く、密封装置に、特に高温で長い寿命を有する管継手を提供する。【解決手段】 管継手は2つの密封リングを含み、それぞれが管の1つに対応する。スリーブは係止装置内に配置される。スリーブは軸端部分を有し、その各々は密封リングの1つの面に載る。係止装置は内側に開く溝を有し、その溝の1つの側壁はスリーブの軸端部分のそれぞれの軸方向内側の面に載る。内側に開く溝の他の側壁は、クリップが締付けられると密封リングの他の面に軸方向の力を及ぼし、それにより密封リングが管を押圧する。
請求項(抜粋):
第1の管(1)を第2の管(2)と結合し、前記管が特殊輪郭形状を有しない端部分(3、4)をそれぞれ有する管継手において、第1の環状密封リング(14;14a-14c)及び第2の環状密封リング(14;14a-14c)を有し、締付け状態において、密封リング(14;14a-14c)の各々が、前記管(1、2)のうちの1つの特殊輪郭形状を有しない管端部分(3、4)を密封方法で保持し、前記密封リング(14;14a-14c)の各々が、軸方向内側の面及び軸方向外側の面を有し、前記密封リング(14;14a-14c)の両方を取り囲む締付けクリップ(5)を有し、該締付けクリップ(5)は、第1の端及び第2の端を有するクリップストラップ(7)と、前記第1の端に形成される第1の締付け顎(8)と、前記第2の端に形成される第2の締付け顎とを有し、前記締付け顎が張り装置(6)によって張力を与えられ、それにより前記締付けクリップ(5)の径が減少し、前記クリップストラップ(7)が半径方向内側を向いて突出するフランジ(12)を軸端のそれぞれに有し、前記密封リング(14;14a-14c)の両方の円周の大部分にわたり半径方向に配置される係止装置(15)であって、円周方向に延びる少なくとも1つの中断を有する係止装置(15)と、前記係止装置(15)内で、半径方向に配置される環状スリーブ(16)であって、前記密封リング(14;14a-14c)に向かって斜め外側に屈曲する端部分(17)を有し、前記端部分(17)それぞれの内側表面が、密封リング(14;14a-14c)のうちの1つの前記軸方向内側の面に載る環状スリーブ(16)とを有し、前記係止装置(15)が、2つの、半径方向内側に開いた、円周方向に延びる、断面がほぼV字型の溝(21)を有し、前記V字型の溝(21)が前記係止装置(15)の前記中断に合致するよう中断され、前記溝(21)それぞれの1つの側壁(22)の内側表面が前記スリーブ(16)の前記屈曲した端部分(17)の相互に向かい合う面の外側表面に載り、締付け状態において、前記V字型の溝(21)それぞれの他の側壁(23)の内側表面が、前記密封リング(14;14a-14c)のそれぞれの前記軸方向外側の面の前記軸方向外側の表面に軸方向の力を及ぼすことを特徴とする管継手。

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