特許
J-GLOBAL ID:200903018764557362

伸線強化高強度鋼線用線材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-062568
公開番号(公開出願番号):特開平7-268463
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】伸線強化高強度鋼線用線材の製造方法を提供する。【構成】C: 0.6〜1.1 %、Si: 0.2〜0.6 %、Mn: 0.3〜0.8 %を含み、不純物としてPは 0.010%以下、Sは 0.010%以下、O(酸素)は 0.003%以下、Nは 0.004%以下である鋼線材を、Ac3点またはAcm点以上のオーステナイト域に加熱後、 850°C〜650 °Cで全加工度40%以上を2回以上に分けて加工し、その1回の加工度はそれぞれ15〜30%の範囲とし、かつ加工と加工の間には1〜5秒の間隔を置き、次いで 650°C未満 550°C以上に連続冷却してパーライト変態させる伸線強化高強度鋼線用線材の製造方法。【効果】本発明方法による線材は強度が130kgf/mm2以上である。これを素線として所定の条件で伸線加工すれば、 410〜450kgf/mm2の強度とともに、絞り値が40〜50%、捻回値が30回以上の高い延性を有する製品線材が得られる。
請求項(抜粋):
重量%で、C: 0.6〜1.1 %、Si: 0.2〜0.6 %およびMn: 0.3〜0.8 %を含有し、不純物としてPは 0.010%以下、Sは 0.010%以下、O(酸素)は 0.003%以下およびNは 0.004%以下である鋼線材を、Ac3点またはAcm点以上のオーステナイト域に加熱した後、 850°C〜650 °Cの温度域で全加工度40%以上を2回以上に分けて加工し、その1回の加工度はそれぞれ15〜30%の範囲とし、かつ加工と加工の間には1〜5秒の間隔を置き、次いで 650°C未満 550°C以上の温度域に連続冷却してパーライト変態させることを特徴とする伸線強化高強度鋼線用線材の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/06 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04

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