特許
J-GLOBAL ID:200903018767163292

フレーム付自動車の車体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-098657
公開番号(公開出願番号):特開平6-286645
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 フレーム部材の剛性もしくは質量配分を工夫してキャビン形成部内への振動伝達を低減しつつ、車両衝突時における安全性を高める。【構成】 サスペンション取付部22,28が設けられたフレーム部材12の前側部分12Fと後側部分12Rが、その剛性または質量について、これら両部分の間に位置する中間部分12Mよりも大きく設定される一方、車体本体部11のキャビン形成部13は車体フロント部およびリヤ部から分離独立して形成されるとともに、上記中間部分の変形に伴ってキャビン形成部が変形することを防止するために、フレーム部材の前側部分の変形時に、キャビン形成部を変形方向から逃がすワイヤ7をフレーム14内に設けた。
請求項(抜粋):
キャビン形成部を含む車体本体部と、該車体本体部をその下方側から支持するフレーム部材とを備えてなるフレーム付自動車の車体構造において、該フレーム部材における前側部分と後側部分のそれぞれにサスペンション取付部が設けられ、上記前側部分および後側部分が、その剛性および質量の少なくともいずれか一方について、該前側部分と後側部分との間に位置する中間部分よりも大きく設定されるとともに、該中間部分の変形に伴って上記キャビン形成部が変形することを抑制する変形抑制手段が設けられていることを特徴とするフレーム付自動車の車体構造。

前のページに戻る