特許
J-GLOBAL ID:200903018785147369

ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-253855
公開番号(公開出願番号):特開平11-091541
出願日: 1997年09月18日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキユニットに対して出力される減圧信号に基づいて装置自身の異常の有無を判断する監視回路が設けられている構成において、異常判断しきい値を短くしても誤判断が成されないようにし、かつ、FF車・FR車にかかわらず判断に要する時間を一定にすることを可能として汎用性を向上させること。【解決手段】 制御手段dからブレーキユニットbに向けて出力される減圧信号を監視し、減圧信号の出力状態の連続時間が予め定められた異常判断しきい値を越ると異常発生と判断する監視手段eを備えたブレーキ制御装置において、制御手段dを、減圧信号を出力する時には、必要最大減圧時間よりも短く設定した第1の所定時間ごとに、短時間である第2の所定時間だけ出力を停止するように構成し、監視手段eの異常判断しきい値を、第1の所定時間よりも長く、必要最大減圧時間よりも短い値に設定した。
請求項(抜粋):
車両の各輪を制動するホイルシリンダのブレーキ液圧を、それぞれ独立して制御可能に構成されたブレーキユニットと、車両の左右前輪,左右後輪の各輪の車輪速を検出する車輪速センサを含む走行状態検出手段と、この走行状態検出手段からの入力に基づいて、制動時にブレーキユニットによりブレーキ液圧を少なくとも減圧および保持させることで車輪ロックを防止するABS制御を実行する制御手段と、この制御手段からブレーキユニットに向けて出力される減圧信号を監視し、この減圧信号の出力状態の連続時間が予め定められた異常判断しきい値を越ると異常発生と判断する監視手段と、を備えたブレーキ制御装置において、前記制御手段は、減圧信号を出力する時には、想定される車両状況に基づく必要最大減圧時間よりも短く設定した第1の所定時間ごとに、減圧機能に影響を与えない短時間である第2の所定時間だけ出力を停止するように構成され、前記監視手段の前記異常判断しきい値が、前記第1の所定時間よりも長く、前記必要最大減圧時間よりも短い値に設定されていることを特徴とするブレーキ制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/94 ,  B60T 8/34
FI (2件):
B60T 8/94 ,  B60T 8/34
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-296570
  • 特開平3-176259
  • 特開平2-296570
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