特許
J-GLOBAL ID:200903018787185144

中性子線線量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-357384
公開番号(公開出願番号):特開2000-180557
出願日: 1998年12月16日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】感度のエネルギー依存性が優れ、測定精度のよい中性子線線量計を提供する。【解決手段】熱中性子線検出器21を含む熱中性子線計数回路2と、高速中性子線検出器11を含む高速中性子線計数回路1と、高速中性子線計数回路1の計数値のγ線の干渉成分を補償するための、γ線検出器51を含む補償用γ線計数回路5と、計数回路1のγ線感度と計数回路5のγ線感度との違いを補正するための補正係数入力回路6と、表示・警報器4とを備えている。補償用γ線計数回路5を備えることによって、高速中性子線計数回路1のディスクリレベルを下げ、感度のエネルギー依存性を向上させ、測定精度を高める。
請求項(抜粋):
放射線管理区域内に入域して作業する業務従事者が携帯し、入域中に被曝した放射線量を測定する多機能個人被曝線量計等に搭載される中性子線線量計であって、熱中性子線検出器を含む熱中性子線計数回路と高速中性子線検出器を含む高速中性子線計数回路とを備えている中性子線線量計において、高速中性子線検出器へのγ線の干渉を補償するための、γ線検出器を含むγ線計数回路が備えられており、γ線計数回路の計数値にその統計誤差分を加算した統計誤差加算計数値に、高速中性子線検出器のγ線感度とγ線検出器のγ線感度との比に相当する補正係数を乗じて算出した比較用計数値と、高速中性子線計数回路の計数値とを比較して、高速中性子線計数回路の計数値の方が大きい場合には、高速中性子線検出器が高速中性子線を検出したとし、高速中性子線計数回路の計数値から、γ線計数回路の計数値に前記補正係数を乗じたγ線補償用計数値を差し引いた値が、高速中性子線の計数値であるとし、高速中性子線計数回路の計数値が比較用計数値以下である場合には、高速中性子線の計数値は零であるとすることを特徴とする中性子線線量計。
Fターム (8件):
2G088EE11 ,  2G088FF09 ,  2G088FF19 ,  2G088GG21 ,  2G088KK01 ,  2G088KK24 ,  2G088KK29 ,  2G088LL06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 中性子測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-133387   出願人:アロカ株式会社
  • 放射線測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-173202   出願人:アロカ株式会社

前のページに戻る