特許
J-GLOBAL ID:200903018789034801

液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-316719
公開番号(公開出願番号):特開平7-168171
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 紫外線硬化型の接着剤からなる封着材の紫外線硬化の際に、マスキングのような特別な手段を用いることなく配向層の劣化を防ぎ、配向層の劣化のない良好な表示を実現できる液晶表示素子を提供する。【構成】 封着材21を硬化させる際に基板9、23のほぼ全面に紫外線を照射しても、紫外線吸収体からなる中間層5、15が配向層7、17と電極3、13との間にそれぞれ配設されているので、その中間層5、15によって紫外線が吸収されるため、配向層7、17には紫外線が被光されない。したがってマスキングのような特別な手段を用いることなく配向層7、17の劣化を防ぐことができ、配向層5、15や液晶組成物25の劣化のない良好な表示を実現することができ、またそれらの経年変化を防いで液晶表示素子の耐久性を高めることができる。
請求項(抜粋):
第1の透明基板上に第1の電極が形成され該第1の電極上を覆うように第1の配向層が形成された第1の基板と、第2の透明基板上に第2の電極が形成され該第2の電極上を覆うように第2の配向層が形成され周囲に封着材が配設され、前記第1の配向層に間隙を有して前記第2の配向層が対向するように配置されて前記封着材で前記第1の基板に接着された第2の基板と、前記第1の基板および前記第2の基板の間隙に封入・挟持された液晶組成物とを有する液晶表示素子において、前記封着材を避けて前記第1の配向層と前記第1の電極との間および前記第2の配向層と前記第2の電極との間のうち少なくともいずれか一方に紫外線吸収体からなる中間層を具備することを特徴とする液晶表示素子。

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