特許
J-GLOBAL ID:200903018792009125

固体撮像素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108250
公開番号(公開出願番号):特開平9-298694
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 簡易な回路構成で、光電変換素子での受光量に応じて、高精度のデジタルデータを出力する固体撮像素子を提供する。【解決手段】 光電変換素子100が受光すると、受光光量に応じた電荷が発生し、電流信号として出力される。そして、この電流信号は、帰還容量素子221と電荷増幅器222とで構成される積分回路220に入力して時間積分される。一方、ステップ電荷発生器230は、クロック信号CLK1およびクロック信号CLK2に応じて、基準電位+Vrefまたは基準電位-Vrefの一方に応じた電荷を発生して、クロック信号に同期して帰還容量素子221に電荷を供給する。積分回路220で、帰還容量素子221に光電変換素子で発生した電荷蓄積して積分動作を実行しつつ、ステップ電荷を供給してΣΔ変調を実行する。ΣΔ変調の結果からAD変換値を得る。
請求項(抜粋):
第1の基準電位と第2の基準電位との間の第3の基準電位に第1の端子が設定され、受光量に応じた電荷を発生するとともに第2の端子から電荷を流出する、少なくとも1つの光電変換素子と、前記光電変換素子の信号出力端子と第1の端子とが直接電気的に接続される第1の帰還容量素子と、前記光電変換素子の第2の端子と入力端子とが直接電気的に接続され、出力端子が前記第1の帰還容量素子の第2の端子と接続された第1の電荷増幅器と、前記第1の基準電位と前記第2の基準電位とから、ステップ電荷を発生し、前記第1の帰還容量素子に前記ステップ電荷を供給する第1のステップ電荷発生器と、前記第1の電荷増幅器から出力された第1の積分電圧信号を入力し、前記第1の積分電圧信号の電位と前記第3の基準電位とを比較し、比較結果に応じた比較結果信号を出力する電位比較器と、前記比較結果信号を入力し、前記比較結果信号を2値サンプルする2値サンプル回路と、第1のクロック信号と、前記第1のクロック信号が有意レベルでは非有意であり、前記第1のクロック信号の非有意レベル期間の一部の期間で有意となる第2のクロック信号とを発生し、前記第1のステップ電荷発生器へ向けて前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号とを出力するとともに、前記2値サンプル回路に向けて前記第1のクロック信号を出力する基本タイミング発生回路とを備えることを特徴とする固体撮像素子。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • フォトダイオードアレイ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-162656   出願人:ヒューレット・パッカード・カンパニー
  • 特開平3-135231
  • 特開昭64-005226
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • ISSCC ANALOG TECHNOLOGY

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