特許
J-GLOBAL ID:200903018794140962
油圧緩衝器の温度補償機構
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074688
公開番号(公開出願番号):特開平9-264366
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【解決手段】 ピストンロッド17に中空部24c,35aを設け、この中空部24c,35aと油室A,Bとを連通する通孔24d,24e,24f,24gを設けるとともに、中空部24c,35aに作動油の温度体積変化を吸収させるための温度補償機構70を設け、この温度補償機構70は、フリーピストン36の一方に油室F、他方にガス室Gを画成した形式とし、ピストンロッド17は軸方向に第1ロッド24と第2ロッド35に分割可能としで、第1ロッド24側にオリフィス31を設け、第2ロッド35側にフリーピストン36を摺動可能に設けた。【効果】 ガス室の圧力を小さく設定することができるため、ガス室を備えた第2ロッドの強度を下げることができ、軽量とすることができる。
請求項(抜粋):
ピストンロッドに伸び側及び縮み側の減衰力弁を備えたピストンを設け、シリンダ内にピストンを摺動自在に挿入し油室を画成し、前記ピストンロッドの両端がシリンダの外へ延在している油圧緩衝器において、前記ピストンロッドに中空部を設け、この中空部と油室とを連通する通孔を設けるとともに、中空部に作動油の温度体積変化を吸収させるための温度補償機構を設け、この温度補償機構は、フリーピストンの一方に油室、他方にガス室を画成した形式とし、前記ピストンロッドは軸方向に第1ロッドと第2ロッドに分割可能とし、第1ロッド側にオリフィスを設け、第2ロッド側に前記フリーピストンを摺動可能に設けたことを特徴とする油圧緩衝器の温度補償機構。
IPC (2件):
FI (2件):
前のページに戻る