特許
J-GLOBAL ID:200903018801805371

磁界を用いる鋼の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-239721
公開番号(公開出願番号):特開平6-190520
出願日: 1993年09月27日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 低C-Alキルド鋼などの連続鋳造において、モールドパウダーや気泡等の巻き込みによる製品欠陥を低減し、優れた品質の鋳片を製造する。【構成】 連続鋳造用鋳型の対向側壁の背面に配設した磁極で磁界を発生させ、該磁界により浸漬ノズルから鋳型内に供給される溶鋼の流動を制御して鋼を連続鋳造するに当たり、上記磁界は、浸漬ノズルの吐出口の上において連続鋳造用鋳型の幅方向全域に発生させた上部磁界と、浸漬ノズルの吐出口の下方において連続鋳造用鋳型の幅方向全域に発生させた下部磁界とからなり、上部磁界には静磁界と高周波磁界を重畳して用いる一方、下部磁界には静磁界を用い、さらに上部静磁界と下部静磁界との向きを互いに逆向きとする。
請求項(抜粋):
連続鋳造用鋳型の対向側壁の背面に配設した磁極で磁界を発生させ、該磁界により浸漬ノズルから鋳型内に供給される溶鋼の流動を制御して鋼の連続鋳造を行うに当たり、上記磁界を、浸漬ノズルの吐出口の上方において連続鋳造用鋳型の幅方向全域に発生させる上部磁界と、浸漬ノズルの吐出口の下方において連続鋳造用鋳型の幅方向全域に発生させる下部磁界との2段で構成し、かつその上部磁界には静磁界と高周波磁界を重畳して用いる一方、下部磁界には静磁界を用い、さらに上部静磁界と下部静磁界との向きを互いに逆向きとしたこと、を特徴とする磁界を用いる鋼の連続鋳造方法。
IPC (3件):
B22D 11/10 350 ,  B22D 11/10 ,  B22D 11/04 311

前のページに戻る