特許
J-GLOBAL ID:200903018804403908

スパークプラグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-186608
公開番号(公開出願番号):特開2003-007423
出願日: 2001年06月20日
公開日(公表日): 2003年01月10日
要約:
【要約】【課題】 耐汚損性を損ねることなく小型化を図るのに好適な構造を有したスパークプラグを提供する。【解決手段】 接地電極4の断面外形線EPの全体が金具外径線OPと金具内径線IPとの間に収まってなり、かつ、該断面外形線EPから定められる接地電極4の厚さをT(mm)、幅をW(mm)、断面積をSとしたとき、d/3-0.3≦W≦d/3+0.4 ....?@0.87≦α<SB>T</SB><1 (ただし、α<SB>T</SB>≡T/{D-d/2}) ....?A0.82≦S/S0<1 ....?Bとなるように、接地電極4の断面形状を定める。なお、Dは金具外径線の直径、dは金具内径線の直径であり、S0は、主体金具1の先端面上において、接地電極の幅Wに応じて決定される基準領域の面積である。
請求項(抜粋):
中心電極(3)と、その中心電極(3)の外側に設けられた絶縁体(2)と、前記絶縁体(2)の外側に設けられた筒状の主体金具(1)と、一端側が前記主体金具(1)の先端面(1a)に結合され、他端側が前記中心電極(3)の先端と対向するように配置されて前記中心電極(3)との間に火花放電ギャップ(g)を形成する接地電極(4)とを備え、前記主体金具(1)の先端部が、内周面及び外周面が円筒面とされた直円筒状部(1t)であり、また、前記接地電極(4)は、一様な軸断面形状を有した金属線材の曲げ加工により形成されたものであり、前記主体金具(1)の軸線(O)方向において前記火花放電ギャップ(g)の位置する側を前方側、これと反対側を後方側として、前記主体金具(1)の先端面から前記軸線(O)方向前方側に1mm離間した位置において該軸線(O)と直交する仮想平面(Σ)を考え、該仮想平面(Σ)上において、前記直円筒状部(1t)の外周面の前記仮想平面(Σ)への正射投影(OP:以下、金具外径線という)の直径を、前記主体金具(1)の先端面(1a)の外径D(単位:mm)として定義し、同じく内周面の前記仮想平面(Σ)への正射投影(IP:以下、金具内径線という)の直径を、前記主体金具(1)の先端面(1a)の内径d(単位:mm)として定義し、前記仮想平面(Σ)による前記接地電極(4)の断面外形線(EP)に対し、前記中心軸線(O)位置を通る2本の径方向接線対(PJ,SJ)を引き、それら径方向接線対(PJ,SJ)の間の角度を二等分する直線を基準線(QJ)として設定したとき、前記断面外形線(EP)が該基準線(QJ)から切り取る線分の長さを前記接地電極(4)の厚さT(単位:mm)として定義し、前記断面外形線(EP)に対し、前記基準線(QJ)と平行な2本の平行接線対(PH,SH)を引いたとき、それら平行接線対(PH,SH)間の距離を前記接地電極(4)の幅W(単位:mm)として定義し、前記平行接線対(PH,SH)と前記金具外径線(OP)及び前記金具内径線(IP)とによって囲まれる領域の面積を基準面積S0として定義し、前記断面外形線(EP)内の領域の面積を、前記接地電極(4)の断面積Sと定義したとき、前記断面外形線(EP)の全体が前記金具外径線(OP)と前記金具内径線(IP)との間に収まってなり、かつ、 (d/3)-0.3≦W≦(d/3)+0.4 ....?@ 0.87≦α<SB>T</SB><1 (ただし、α<SB>T</SB>≡T/{(D-d)/2}) ....?A 0.82≦S/S0<1 ....?Bとなるように、前記接地電極(4)の断面形状が定められていることを特徴とするスパークプラグ(100)。
IPC (2件):
H01T 13/32 ,  H01T 13/20
FI (2件):
H01T 13/32 ,  H01T 13/20 B
Fターム (4件):
5G059AA04 ,  5G059CC02 ,  5G059EE19 ,  5G059EE23
引用特許:
審査官引用 (1件)

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