特許
J-GLOBAL ID:200903018807412126

ポリプロピレン樹脂上への単量体の遊離基グラフト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-508640
公開番号(公開出願番号):特表平9-511276
出願日: 1994年08月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】(i)ポリプロピレン樹脂をアリルエポキシ化合物、スチレン系化合物及び開始剤としての過酸化物と混合し、(ii)上記混合物を、アリルエポキシ化合物とスチレン系化合物のポリプロピレン樹脂上への所望の程度のグラフトが達成されるまで、連続的な混合条件下、ポリプロピレン樹脂の融点及び前記過酸化物の分解温度より高い温度まで加熱し、ついで(iii)得られた組成物を冷却しかつ粉砕する工程からなる、ポリプロピレン樹脂上への単量体の遊離基グラフト方法。上記方法で得られるグラフトポリプロピレン組成物は、ポリプロピレン樹脂に基づいて計算して、0〜10重量%の量のグリシジルメタクリレートと0〜10重量%の量のスチレンとを含有している。グラフトポリプロピレン組成物は、ポリマーブレンドの製造における相溶化剤として、重合体接着促進剤として及び改善された印刷性を要求される物品に使用し得る。
請求項(抜粋):
0.2〜100g/10分(230°C/2.16kg)のメルトフローインデックスを有するポリプロピレン樹脂上に単量体を遊離基グラフトさせる方法において、 (i)前記ポリプロピレン樹脂を、式:(式中、RはH又はC1-4アルキルであり;R1は-(CH2)n-、-C(O)O-(CH2)n-又は-(CH2)n-O-であり;nは1〜4の整数である)を有するアリルエポキシ化合物;式:(式中、R2はH、0H、CH3又はアリルである)を有するスチレン系化合物;及び開始剤としての過酸化物;と混合し、 (ii)上記混合物を、アリルエポキシ化合物とスチレン系化合物のポリプロピレン樹脂上への所望の程度のグラフトが達成されるまで、連続的な混合条件下、ポリプロピレン樹脂の融点及び前記過酸化物の分解温度より高い温度まで加熱し、ついで (iii)得られた組成物を冷却し、粉砕する工程からなることを特徴とする、ポリプロピレン樹脂上への単量体の遊離基グラフト方法。
IPC (4件):
C08F255/02 ,  C08L 51/06 ,  C08F212:08 ,  C08F224:00
FI (2件):
C08F255/02 ,  C08L 51/06
引用特許:
審査官引用 (5件)
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