特許
J-GLOBAL ID:200903018808423822

高光沢オーステナイト系ステンレス鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-097637
公開番号(公開出願番号):特開平7-303902
出願日: 1994年05月11日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 表面光沢に優れたオーステナイト系ステンレス鋼板の製造方法の提供を目的とする。【構成】 表面粒界浸食溝の深さを1.0μm以下に調節したオーステナイトステンレス鋼板を冷間圧延用素材として、1050〜1150°Cでの焼鈍を行い、続いてソルト処理を行い、続いて5〜30g/lのフッ酸、10〜80g/lの硝酸を含む硝フッ酸水溶液で酸洗を行い、表面粒界浸食溝の深さを1.0μm 以下に調整した素材に、ロール表面の平均粗さRaが0.2〜1.2μm の粗ロールで1パス以上、同じくRaが0.02〜0.06μm の平滑ロールで2パス以上の圧延を?@式で定義されるτ値が1×10-10 (sec)以下の潤滑油を用いて行う。τ=η×γ・・・・?@η:潤滑油粘度(Pa・sec)γ:粘度圧力係数(Pa-1)
請求項(抜粋):
表面粒界浸食溝(ミクログルーブ)の深さを1.0μm以下に調節したオーステナイト系ステンレス鋼板を冷間圧延用素材とし、ロール表面の平均粗さRaが0.2μm以上1.2μm以下の粗ロールで1パス以上の粗ロール圧延と、ロール表面の平均粗さRaが0.01μm以上0.06μm以下の平滑ロールで2パス以上の平滑ロール圧延とを、?@式で定義されるτの値が1×10-10 (sec)以下の潤滑油を用いて行うことを特徴とする高光沢オーステナイト系ステンレス鋼板の製造方法。τ(sec)=η×γ ......?@η:潤滑油粘度(Pa・sec)γ:粘度圧力係数(Pa-1)
IPC (5件):
B21B 1/22 ,  B21B 3/02 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C23G 1/08

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