特許
J-GLOBAL ID:200903018810488605

根菜類用収穫機の収穫部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-157127
公開番号(公開出願番号):特開平6-000011
出願日: 1992年06月17日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 根菜類の人為収穫作業は、腰を曲げた姿勢で根菜を圃場から引き抜く重労働であるため、極力機械化された根菜類用収穫機を実現して提供させる。【構成】 後上りの搬送ベルト前部11a対で葉を挟持して人参を地中から引上げる引抜き部1と、一対の搬送ベルト後部11bとこれより後上り傾斜の緩いガイド機構12とから成り、葉部下部をガイド機構12のローラ付きチェン間で誘導案内しながら、葉部上部を搬送ベルト11で挟持移送して、根菜を後方に搬送する搬送装置2とを設け、人参上面がガイド機構12のローラに接当した後は人参が搬送ベルト11で下方にズレ動けるようにその挟持力を決めるとともに、未成熟人参を選別するべく左右のローラ間に自由状態での所定間隙を設け、かつ、その間隙寸法を調節可能な機構Lを装備する。
請求項(抜粋):
後上り傾斜状態で対向配置して駆動される左右一対の前部無端回動帯(11a),(11a)により、根菜の葉部を挟持して該根菜を地中から引き抜きつつ上方に引き上げる引抜き部(1)と、左右一対の後部無端回動帯(11b),(11b)とこれの下方に配置される左右一対のガイド機構(12),(12)とから成り、その葉部の下部を前記一対のガイド機構(12),(12)間で誘導案内しながら、葉部の上部を前記一対の後部無端回動帯(11b),(11b)の駆動によって挟持移送することにより、前記引抜き部(1)から送られてくる根菜を後方に搬送する搬送装置(2)とを夫々設け、前記一対の後部無端回動帯(11b),(11b)と前記一対のガイド機構(12),(12)との上下間隔が、搬送方向下手側に行くほど広くなるように、これら後部無端回動帯(11b)とガイド機構(12)とを相対配置するとともに、搬送根菜に所定以上の下方移動力が作用すると、該根菜の前記後部無端回動帯(11b)からの下方へのずれ動きが許容されるように、前記一対の後部無端回動帯(11b),(11b)による根菜葉部に対する挟持力を設定し、更に、前記左右のガイド機構(12),(12)間に所定距離の左右方向間隙(S)を設けてある根菜類用収穫機の収穫部構造。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-126710
  • 特開昭64-016512

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