特許
J-GLOBAL ID:200903018823711060

トナー濃度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355257
公開番号(公開出願番号):特開平10-186830
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 トナー濃度センサとパターン濃度センサとを併用しつつも、トナー濃度センサの調整手段を省いた安価な装置構成で、画像濃度を安定に制御できるトナー濃度制御装置を提供する。【解決手段】 新現像材を装填した直後のトナー濃度センサ(Tセンサ)の出力値Vtiを検知し(S2)、その出力値Vtiに基準値Vrefを合わせ(S3)、出力値Vtiとトナー濃度変化量ΔTCとの対応関係を示したデータテーブルを基に、そのときのTセンサの出力値から一定トナー濃度分ずれたTセンサの出力値として基準値Vrefの上限値VrefH及び下限値VrefLを計算する(S4)。算出した上限値VrefH及び下限値VrefLをメモリに記録し、通常動作においては、次の現像剤交換までの間、Pセンサの検知結果による基準値の修正はVrefH〜VrefLの範囲内で行う。また、新現像剤のトナー濃度を電子写真装置で許容できる最大トナー濃度とし、かつ、トナー濃度の上限を規定するVrefLとTセンサの出力値Vtiとが等しくなるように設定する。
請求項(抜粋):
電子写真装置のトナー濃度制御装置であって、現像装置内の現像剤の透磁率から現像剤濃度を検知するトナー濃度センサと、感光体上に作像された基準パターンの濃度を検知するパターン濃度センサとを備え、通常動作時は、前記トナー濃度センサの出力と基準値との差からトナー補給量を決定し、所定のタイミングで感光体上に基準パターンを作ってその濃度を前記パターン濃度センサで検知し、その検知結果に応じて前記基準値を修正するように構成したトナー濃度制御装置において、現像剤交換直後に現像装置を駆動して前記トナー濃度センサの出力を検知し、その出力値Vtiをもとに基準値Vrefの上限値VrefH及び下限値VrefLを決定し、次の現像剤交換までの間、前記パターン濃度センサの検知結果による基準値の修正はVrefH〜VrefLの範囲内で行うようになしたことを特徴とするトナー濃度制御装置。
IPC (2件):
G03G 15/08 115 ,  G03G 15/00 303
FI (2件):
G03G 15/08 115 ,  G03G 15/00 303

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