特許
J-GLOBAL ID:200903018825420411

自在継手用軸受カップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-085093
公開番号(公開出願番号):特開平6-280890
出願日: 1993年03月22日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】十字軸から軸受カップ11の底部13に加わるスラスト荷重に基づき、この軸受カップ11に亀裂等の損傷が発生するのを防止する。【構成】軸受カップ11を構成する金属板の底部13での厚さをt1 とし、突条14の端面と上記底部13の外端面との段差をLとした場合に、L≧t1 +1mmとする。或は、面取り部の、軸受カップ11の軸方向に亙る寸法をδとし、金属板の円筒部12での厚さをt2 とした場合に、δ≦0.8t2 とする。又は、突条14のピッチ円直径をDとし、上記円筒部12の内径をRとした場合に、D=(0.2〜0.35)Rとする。更には、上記円筒部12の自由状態時の外径をdとし、ヨークの軸受カップ11内嵌用の円孔の内径をrとした場合に、d>rで、且つ(d-r)≧0.001dとする。
請求項(抜粋):
金属板により全体を一体の有底円筒状に造られて、円筒部と、この円筒部の一端を塞ぐ底部と、この底部の内面に形成された、上記円筒部と同心で円環状の突条とを備え、上記円筒部の内周面をニードルの転動面を当接させる軌道面として、ヨークに形成した円孔に内嵌固定した状態で使用される自在継手用軸受カップに於いて、上記突条の端面と上記底部の外端面との段差Lが、上記金属板の底部での厚さt1 よりも1mm以上大きい事を特徴とする自在継手用軸受カップ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭55-006040
  • 特開平2-102921

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